This is 逆行story！

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3セット目の終盤、日向が踏み込んだ場所にブロックが揃う。それをピンチと捉えたのか及川さんが飛び出す




及川「飛雄！｣


影山「日向躱せ！｣




影山の声に反応した日向は小さく笑って反対方向へ走り出す。




瀬・大・川｢！？｣




日向が再度跳んだ位置ドンピシャでトスが上がる。




日・影「っしゃ！｣


岩泉「...あの体勢からまだ動けるのかよ」


及川「はぁ...これは敵に回したくない｣


牛島「それがお前の戦い方か｣


日向「...お気に召しませんでした？｣


牛島「...いや...面白い｣




ーーーーーーーーーー




ピーッ！




日向「勝った！！｣


影山「最後のトス低い。岩泉さんはもう少したかめqだ｣


山口「さっきよりは点差大きいんじゃない？｣


月島「躱し始めたからさらに翻弄されてるし｣




話し合う僕らを複雑そうな顔で眺める及川さんと岩泉さん。及川さんと目が合った。




及川「...4人ってさ、まだまだやれるよね？｣


月島「まぁ...はい｣


岩泉「サインってあるか？｣




僕らは4人で顔を見合わせる。




山口「前まではあったよね｣


日向「いつの間にかなくなってたよな｣


影山「顔見ればやりたそうなことわかるんで｣


月島「影山がトスで指示出すことも多いんで｣




及川は盛大に頬を引き攣らせながら影山の頭をポムポム叩いた。




及川「サインなしって...｣




及川さんの次の言葉に身構える。化け物...気持ち悪い...その他もろもろ...




及川「仲良しじゃん！俺と岩ちゃんですら難しい！｣


岩泉「なんで俺とお前を基準にしてんだよ！｣


及川「俺と岩ちゃんは超絶信頼関係でしょ？｣


岩泉「ありえん｣




スパッと切られた。及川さん拗ねちゃったよ。面倒くさ...




及川「でもさぁ〜チビちゃん達...ほんと何者？なんでそんなに慣れてんの？」


月島「多分生まれた時から一緒にいるので...」


日向「なんか通じ合うみたいな？｣


岩泉「なんでもいいじゃねーか。お前が可愛がらないなら俺が全員貰うからな｣


及川「ダメダメ！及川さんにも分けて！！｣


牛島「及川が要らないと言うなら白鳥沢が貰い受けよう｣


及川「うぎゃあぁぁ！！どっから湧いて出た！お前はは自分のところに戻れ！｣




そんな騒がないでよ。うるさい。

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