This is 逆行story！

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山口「日向がリベロって発言に1番怒ってたのが影山っていうね｣


月島「言われた本人気にしてないのになんで影山が怒ってんのさ｣


影山「...悪かった、金田一」


金田一「気にすんなよ。お前らスゲーな！｣




金田一もお人好しだよね。日向と合わせてお人好しコンビ結成したら？




国見「つまり、影山は日向がリベロ並のレシーブ力を持ったスパイカーだって見せつけたかったわけね」


月島「そういうこと｣




ーーーーーーーーーー




影山のサーブがアウトになってやっと試合が動き出す。



国見「8点差って、俺ならやる気失せるよ」


山口「こっちにはどんなに点差が開いてても諦めないのが2人いるから安心してね｣


国見「全く安心できない｣




影山狙っても日向がいるし、レシーブの多少のミスは全部綺麗にカバーされる。それで結局僕。



日向「月島ナイス！｣


月島「どーも｣




日向と山口がトスを呼ぶ。誰にあげるかって？多分...




月島「ツー...なんでわかったって顔しないでよ。日向がやったから影山もやるって思っただけ｣


山口「俺もわかってた｣


日向「俺も｣


影山「バレてんじゃねーか｣


金田一「味方にもバレたくないのか？｣


日向「影山クンは性格悪いですからぁででで！痛い！｣


影山「それは月島だけでいいんだよ！｣


月島「それどーゆーこと？｣




影山は後で制裁を与えるとして...僕は試合後の及川さんへの言い訳を考えるよ。




ーーーーーーーーーー




試合のローテはあまり進まずにこの試合は終わってしまった。別に弱くはないんだけど、こっちが強すぎただけ｡




日向「ネコ作戦上手くいったな」




ネコ作戦。正式名称音駒作戦。
音駒のようにただひたすら拾いまくるだけの作戦。これなら比較的目立たず勝てる。1番目立ちたいならカラス作戦。正式名称烏野作戦。




北監「...とんでもないのが入ったようだね｣


「「「「はぁ...」」」」




ちらほらこれだから天才は...って聞こえる。別に僕らは天才でもなんでもないから何も感じない。

影山は天才だけど、自分に厳しく、努力を怠らないから。

日向は天才じゃなくて圧倒的身体能力と才ボールへの執着心から。

僕らはその2人に置いてかれたくないっていう意地から。

それらからこの強さは来てるんだ。それがわからないやつはほっとけばいい。




月島「金田一、国見、怒るだけ無駄だから｣




でも、それをわかってくれるやつが嫌な思いするのはなんかやだ。

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