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4話 ページ6

新しいクラスで、新しい背の順の並びで迎える始業式


新しく入る先生や学年主任、校長と長い長い話

換気のために扉が開いていて、その近くには5組の男子がつまんなそうに並んでいる

ふと色素の薄い髪の毛が目に入る
165cmと身長の高いバレー部の中では、1番小さくてでもクラスでは4番目みたい。


そんな彼は、ふぁあと大きく開けてあくびをする


(あ、欠伸してる 猫みたい)


体こそ校長に向いているが、五感は向いていなかったみたいで


バチっと目が合う


(え?目が合ってる?)

でも、窓から注ぐ日差しに照らされてる彼から目を逸らすことなんてできなくて。



み・す・ぎ



そう口パクして、呆れたような顔して口角を上げて笑った


その笑顔がたまらなく好き。
どうしても、目が離せなくなるの。



ずるいね本当、眩しくて痛いくらい

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作者名:そらの | 作成日時:2024年3月28日 2時

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