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*episode5にーにって*一之瀬side ページ6

病院につくとAは居なかった
もしかしてバレてる?


鬼道:看護師に聞くか


豪炎寺:いや、父さんに聞いた方が早い


そうだ
豪炎寺の病院だもんな!
金持ちだなぁ…


父:修也どうした


豪炎寺:父さん、坂木さんってここにいる?


一瞬豪炎寺さんの顔が曇った


父:蒼介くんだね、138号室だよ


豪炎寺:ありがとう!皆行くぞ


138号室の前に着くとAの声がした


貴:にーに、ただいま^^
無事に入部したよ…にーにがいないとつまんないよ…
早く起きて…


あの無表情なAは泣いていた
お兄さんの方は眠っている


貴:にーに…一人にしないで…


春奈:…Aちゃん…


貴:にーに…ごめんね
私絶対に影山をしとめるから…
にーにの仇をうつために


佐久間、鬼道、不動:影山!?


貴:!!!誰!?!?


Aが気づいた


貴:貴方達…尾行するなんて最低!!!


晴矢:ち、違うんだ!!!これは…


貴:出てってよ!!!にーにを見ないで!!!


泣きながら訴える
なんでそこまで必死なんだよ…


豪炎寺:悪いがこの病院は俺の父さんの病院だ
そう言われる筋合いはない


貴:医院長の息子…?
あの最低な医院長の息子か!!!
にーにを助けてくれなかった医院長の!!


Aの顔が豹変した
怒りに満ちた顔・・・

てゆうかにーにを助けてくれなかった医院長…?
豪炎寺の父さんは助けなかったのか?


風丸:落ち着け、一体なにがあったか教えてくれ


貴:…すみません…じゃあお話しします


いきなり敬語で語りはじめるA
事故の事を教えてくれた
度々無表情のまま涙を流してたけど…


貴:にーには二年間も起きないんだ…
にーに…


可哀想だな…
こんな小さく可憐な少女が
こんなに大きな悩みや憎しみを抱えてるなんて…


貴:私はにーに以外を信じてない
だからべつにこの話をばらまいてもいい
じゃあ早く出てってくれ


一之瀬:帰ろう…いきなり押し掛けてごめんね
じゃあまた明日ね♪


俺は手を降りながら病院をあとにした
A・・・力になるから頼ってくれ…

*episode6暴力*→←*episode4実力*


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

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海藤ほなみ - よかったです (2015年9月20日 16時) (レス) id: 2613f08a6a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海音 | 作成日時:2011年4月21日 23時

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