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あれから晴れて(？)
私たちは恋人同士になった。
と言ってもまだ1週間くらいしか経ってないので、仕事でしかこの家に来たことはないけれど。
そんなこんなで今日も先生のお家へ原稿を取りに伺うと
玄関に見覚えのない男物の靴があった。
…誰？
先生が家に誰かを呼ぶことなんてまずなくて
疑問に思いながら部屋に入る。
「失礼しま〜す…
え！櫻井さん！？」
リビングでゲームする先生の横にいたのは
先生のことを相談して以来会えてなかった櫻井さんだった。
なるほど、靴の正体は櫻井さんか…
「おー、久しぶり」
「お久しぶりです…」
ペコペコしながら側に行ったら
ここ座りなよ、と言われ。
素直に頷いて彼のお言葉に甘えて隣に座らせてもらった。
先生は、私が来てるのに気づいてるはずなのに、黙ったままゲームしている。
それはいつもの事だからいいのだけど。
…原稿はどうなったのかしら。
「あれ？髪切った？」
と、櫻井さんの大っきな目が私を見つめる。
3日前に切った髪。
一昨日もここに来たのに
先生は気づいてくれなかったこの髪を。
しばらくぶりに会った櫻井さんは
すぐに気づいてくれた。
だからなおさら、先生に気づいてもらえなかったことが悲しくて
「あ、わかります？
ずっと縛るのめんどくさかったんで
思いきって切ったんですよー」
当てつけのように、先生に聞こえる声でそう言った。
「へーぇ、短いのも似合ってるよ？」
「ほんとですか？
会社の人間には別人だ！って言われたんですよ笑」
「ハハ、ウソ？みんな照れてるんじゃない？」
「なんで照れる必要あるんですか！笑」
なんて笑いあって、櫻井さんとお互いの近況とか世間話を話していると。
「翔ちゃん」
突然、ゲームの電源をパチンと落とした先生が
櫻井さんを呼んだ。
「ん？」
「ちょっとさ、オレAと話あるからさ
タバコ買って来て？」
「え！櫻井さんダメです！私が行きますよ！」
そんな、お客さんの櫻井さんにパシリなんてさせられない！
「先生、私が行ってきます！」
「ダメだっつの。オレはお前に話があんだよ」
なのに先生は、私を睨んでここにいろ、と目で制してきて
「フフ、分かったよ」
それを見た櫻井さんが、立ち上がりながら私をチラリと見て含み笑いをする。
「…？櫻井さん？」
なぜそんなにニヤニヤしておられる…？
「なんでもない笑 じゃー、ね？」
「すみません…」
「翔ちゃんありがとー」
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くぅ。(プロフ) - にのゆうさん» にのゆうさん、コメントありがとうございます！おまけ、読んでくださったんですね！二宮先生は双子ちゃんの子育てにものすごい協力的です笑 そんな旦那さんほしいな〜と思いながら書きました(*^^*) (2017年3月18日 9時) (
レス) id: 6e3d2fccdd (このIDを非表示/違反報告)
にのゆう(プロフ) - おめでとう双子！二宮先生大好きです。 (2017年3月17日 23時) (レス) id: b723ba0669 (このIDを非表示/違反報告)
くぅ。(プロフ) - 愛美さん» 愛美さん、こんにちは〜(*^^*)私もこの二宮先生大好きです笑 不器用なのに嫉妬深いとことか、最高だと思ってます←笑 最後までお付き合い下さって、本当にありがとうございました！(*´ω`*) (2017年3月17日 10時) (レス) id: 6e3d2fccdd (このIDを非表示/違反報告)
くぅ。(プロフ) - ジュンさん» ジュンさん！こんにちは！(^^) 最後の最後に5人揃えられてよかったです笑 途中スランプで書けないことがあったりしたのですが、無事完結を迎えることができました！ありがとうございました(*^^*) (2017年3月17日 10時) (レス) id: 6e3d2fccdd (このIDを非表示/違反報告)
くぅ。(プロフ) - ケイトさん» ケイトさん、こんにちは！楽しんでいただけてなによりです〜(*´ω`*)また、4人のお話ができた時は、よろしくお願いします！(^^) (2017年3月17日 10時) (レス) id: 6e3d2fccdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くぅ。
| 作成日時：2016年5月31日 16時
