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・
「……」
「……先生？」
「…あのさ」
「…はい」
「……あのさ」
「はい」
ドキドキドキドキ。
先生の肩に置いたわたしの両手から
この緊張が彼に伝わってしまうんじゃないかってくらい
心臓がものすごい速さで動いてる。
たらたらと背中に冷や汗が。
あぁ、この沈黙…
心臓に悪い。
『今日でお前、オレの担当終わりだから』
次に言われるのは
その言葉だとしか思ってなかったから
泣くのを我慢して
ひたすら先生の言葉をジッと待ってたら。
「A…お前がずっとオレの担当しててよ」
「はい……えぇ？！」
言われたのは全然真逆の言葉で
ビックリしすぎて先生を見つめたまま固まった。
「なに。なんでそんなビックリしてんの？」
「いや、あの…予想外だったので…つい」
「予想外？なんでよ」
「だって…今日で担当外されるつもりだったから」
「はぁ？！なんでそんなことになんのよ？」
って、今度はすごい怒られて
ちょっとここ座れ！って言われて
私はオドオドしながら先生の隣にまた座る。
…ひと一人分の距離をあけて。
「で？担当外れるつもりだったってなんでよ」
「えと…前に櫻井さんとご飯に行った時、二人で先生の話してて…
その時櫻井さんが、先生は担当が女になると優しくして惚れさせてバイバイするのが定番だっておっしゃってたので…」
うぅ。
本人のいないとこで、自分の話されてたなんて知ったら
先生怒っちゃうかな…と思いながらも
事の顛末を伝えると
「はぁ？なにそれ。
つーか翔ちゃんと二人で飯行ったの？
オレとは外出したこともないくせに？」
って、本題と全然違うとこで怒られた。
んん？
「え、ダメですか？
櫻井さんとご飯、たまに行きますよ？」
だって、会社の先輩だし、先生のことよく知ってるし
話しやすいんだもん。
だけど、その一言が余計だったらしい。
どうやら彼の逆鱗に触れたようだ。
「むかつく！Aのくせに
翔ちゃんと飯とか何様のつもり？
あの人と飯行く時間あるなら、オレん家のことできるでしょ！」
って、うん。
やっぱりこの人…理不尽だ。
この後に及んでまだ家事をさせるか！
「櫻井さんとはお仕事の話ししかしてません！
別に先生のお家のことは来た時やってるからいいじゃないですか。プライベートくらい自由にさせてくださいよ！」
「はいダメー。
お前はずっとオレとしか行動しちゃダメなの
そう決まってんの！」
「意味がわかりません！」
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くぅ。(プロフ) - にのゆうさん» にのゆうさん、コメントありがとうございます！おまけ、読んでくださったんですね！二宮先生は双子ちゃんの子育てにものすごい協力的です笑 そんな旦那さんほしいな〜と思いながら書きました(*^^*) (2017年3月18日 9時) (
レス) id: 6e3d2fccdd (このIDを非表示/違反報告)
にのゆう(プロフ) - おめでとう双子！二宮先生大好きです。 (2017年3月17日 23時) (レス) id: b723ba0669 (このIDを非表示/違反報告)
くぅ。(プロフ) - 愛美さん» 愛美さん、こんにちは〜(*^^*)私もこの二宮先生大好きです笑 不器用なのに嫉妬深いとことか、最高だと思ってます←笑 最後までお付き合い下さって、本当にありがとうございました！(*´ω`*) (2017年3月17日 10時) (レス) id: 6e3d2fccdd (このIDを非表示/違反報告)
くぅ。(プロフ) - ジュンさん» ジュンさん！こんにちは！(^^) 最後の最後に5人揃えられてよかったです笑 途中スランプで書けないことがあったりしたのですが、無事完結を迎えることができました！ありがとうございました(*^^*) (2017年3月17日 10時) (レス) id: 6e3d2fccdd (このIDを非表示/違反報告)
くぅ。(プロフ) - ケイトさん» ケイトさん、こんにちは！楽しんでいただけてなによりです〜(*´ω`*)また、4人のお話ができた時は、よろしくお願いします！(^^) (2017年3月17日 10時) (レス) id: 6e3d2fccdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くぅ。
| 作成日時：2016年5月31日 16時
