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。
内さんに じいちゃんと言われた人の顔をどこかで見た気がした
スタスタと歩いて来て誠の横に腰を下ろすとAの片方の手首を掴む
｢名前は？｣
｢僕？まことです｣
｢誠くん お姉ちゃんの脈は早いかい？｣
｢さっきよりはおそいよ｣
｢そうか ここにいる兄ちゃん達はダメだな、誠くんが1番 頑張ってる｣
｢おじいちゃんはお医者さん？｣
｢昔な｣
内川｢誠、俺のじいちゃんや 後ろにいるのが
ばあちゃんや｣
救急車が着いて内さんのお爺さんが言った
｢確かせいじさんって言ったかな？Aさんは大丈夫、病院に行って診てもらっておいで｣
｢はい｣
俺の目にお爺さんが付けていたブローチが
目に入った
(あの時の…)
担架を持った救命士が入ってきて
Aは直ぐに運ばれた
内川｢連絡しろよ｣
｢はい｣
｢誠知兄ちゃん 僕も一緒に行く！｣
誠は有無を言わさず俺の横に乗り込んだ
すぐ下にある病院が受け入れてくれた
待合室で考え込んでいると隣にいた誠が
｢お姉ちゃん大丈夫だよね？僕、本当は怖くてしかたなかった｣
そう言って泣き出した誠を膝に乗せて抱きしめた
｢誠、俺も怖くて仕方ない｣
誠のぬくもりが ありがたかった
看「上林さん」
看護師の声がする
「はい｝
看「上林Aさんのご家族の方ですね？」
「そうです」
看「先生からの説明があります こちらへどうぞ」
「あの･･･彼女は大丈夫ですか？」
看「意識もはっきりしていますよ」
「よかった…誠」
後ろにいるはずの誠がついてきていない
「ちょっと待っててください」
待合室に戻ると誠はジッと座っていた
「誠！」
「誠知兄ちゃん･･･」
「行くぞ！」
「僕、家族じゃないし…」
「そんなこと気にしてたの？いいからおいで」
「いいの？」
「良いに決まってんだろ」
「うん」
椅子から飛ぶように下りて俺の手を握る
通された部屋のベッドにAがいた
「A！よかった…」
『誠知…ごめんね 心配かけて』
「誠が心配しすぎて泣いてた」
『誠くんにお礼言わなきゃね』
「ここにいるよ(笑)」
俺の後ろから頭を出した誠
医師「君かな？お姉さんを守ってくれたのは」
「僕はなにもしてないよ」
医師「お姉さんが気を失う時 君の声だけは覚えてるって言ってたよ」
医師「ご主人とこちらへどうぞ」
「はい」
医師「上林Aさんは現在妊娠２ヶ月半と思われます」
「えっ？」
『・・・』
。
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エリン(プロフ) - れいらさん» れいらさん、ご無沙汰しております、ありがとうございます。妄想ばかりモクモクしてましたのでまずは自分で書いたものを最初から読んでみたりしていました、またよろしくお願いします (2021年5月15日 8時) (
レス) id: 36ad1e8dc7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - 更新嬉しいです！ご無理はせず、エリンさんのペースでこれからも頑張って下さい(^^) (2021年5月15日 1時) (レス) id: 05a7f2dc28 (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - りなさん» りなさん ありがとうございます。楽しんで書きたいと思いますので よろしくお願いしますm(*_ _)m (2021年5月14日 21時) (レス) id: 6467547891 (このIDを非表示/違反報告)
りな - いつも更新楽しみにしてます! 目の手術してたんですね。無理せずにゆっくりでいいのでこれからも頑張ってください！ (2021年5月14日 19時) (レス) id: ba27d55003 (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - れいら様コメントありがとうございます、大好きと言ってもらえてすごく嬉しいです励みになります、こちらこそこれからもよろしくお願いします!! (2020年10月23日 16時) (レス) id: 36ad1e8dc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリン | 作成日時：2019年8月7日 21時
