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＊ASide＊
21時頃
誠くんを家まで送り届けた
私の膝から軽々と抱き上げた誠知君の力はやっぱり頼もしい
「寒いからAは車に乗って待ってて」
誠くんを大事に抱えてズンズンと歩く姿を見ていた
子供ができたらこんな感じなのかなって
子供ができない私が考えてしまい落ち込んでしまう
少しして窓をノックされて顔をあげると誠くんのお父さんが立っていて
慌てて窓を開けた
「こんばんは Aちゃん、今日は本当にありがとうございました、どうだったか聞こうと思って待ってたけど起きないんだよね(笑)楽しかったんだろうな、ホントにありがと」
『こちらこそ素敵なプレゼントもらって見てくださいこのイルカのリング』
「それ…誠が？」
『はい、とっても嬉しくて泣いちゃいました』
「あいつが大事にしてるヤツと同じだよ」
『もしかしてその大事なのをくれたんですか？』
「いや誠のヤツは母親がつけてたヤツでメッキが剥げてるから違うよ」
『お母さんが…』
「どうかした？」
『誠くん 私に“まこ”って呼んでみてくれる？って言ったんですよ、一度だけ呼びましたけどお母さんから呼ばれてたんですかね』
「やっぱり父親だけじゃダメなんですかね｣
｢いた方がいいけどダメではないっすよ｣
誠知君が戻ってきた
｢誠、ガキだけど着実に人として立派に成長してます｣
｢誠知にそう言ってもらえたら嬉しいね｣
｢Aには甘えてましたけど｣
｢明日、また球場に練習見に行くやろうけ、Aちゃん頼みます｣
『はい、喜んで』
ホテルに着くと大浴場に入り
部屋で冷たい風にあたってると心地よかった
｢寒くないの？｣
『うん、今は気持ちいいよ』
誠知が後ろから私を抱きしめた
｢やっとくっつける｣
『誠くん、可愛いかったね』
｢うん アイツがおもちゃでも指輪をプレゼントしてきたのはビックリした｣
小指につけてたリングを見るように手に触れた
『さっきね誠くんを抱えて連れてく姿見て子供ができたらこんな感じなのかなって想像して落ち込んだの』
｢A…俺は諦めないって言ったよね？1人で落ち込まないで、でも話てくれて嬉しい｣
『うん』
振り返って 誠知の胸に抱きついた
｢もう冷えはよくないよ？中入ろ｣
そのまま抱っこして部屋に戻り
ベッドに降ろされた
｢疲れてるかもしんないけど抱きたい｣
『私も…抱いてほしい』
優しい彼のキスの愛撫が全身をめぐる
｢A ここ弱いよね？｣
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エリン(プロフ) - れいらさん» れいらさん、ご無沙汰しております、ありがとうございます。妄想ばかりモクモクしてましたのでまずは自分で書いたものを最初から読んでみたりしていました、またよろしくお願いします (2021年5月15日 8時) (
レス) id: 36ad1e8dc7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - 更新嬉しいです！ご無理はせず、エリンさんのペースでこれからも頑張って下さい(^^) (2021年5月15日 1時) (レス) id: 05a7f2dc28 (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - りなさん» りなさん ありがとうございます。楽しんで書きたいと思いますので よろしくお願いしますm(*_ _)m (2021年5月14日 21時) (レス) id: 6467547891 (このIDを非表示/違反報告)
りな - いつも更新楽しみにしてます! 目の手術してたんですね。無理せずにゆっくりでいいのでこれからも頑張ってください！ (2021年5月14日 19時) (レス) id: ba27d55003 (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - れいら様コメントありがとうございます、大好きと言ってもらえてすごく嬉しいです励みになります、こちらこそこれからもよろしくお願いします!! (2020年10月23日 16時) (レス) id: 36ad1e8dc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリン | 作成日時：2019年8月7日 21時
