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。
｢誠知兄ちゃん!!｣
車から降りて直ぐに駆け寄ってきた子供を抱きあげた
｢よお！まこと元気だったか？｣
｢元気だよ！お姉ちゃんは？｣
｢いるよ｣
俺の腕から飛び降りるように着地した誠は
Aの方に駆け寄り立ち止まる
｢お姉ちゃん お帰りなさい｣
『誠くん ただいま』
Aは背に合わせて地面に膝をついて
優しく誠を抱きしめた
『元気だった？背が伸びたね誠くん』
｢3cm伸びたんだよ お姉ちゃんやっぱりいい匂いがする｣
誠が顔を擦り付けるようにAに甘えていた
｢おい！鼻水つけてんじゃねーぞ誠！(笑)｣
｢つけてないやい｣
誠が振り返って俺を睨んだ
｢お姉ちゃん本当にこんなんでいいの？父ちゃんのお嫁さんになって僕の母ちゃんになったほうがよくね？｣
『誠くん…』
｢こんなんでって誰のことだよ｣
｢誠知兄ちゃんだよ｣
｢言っとくけどな Aは他の誰にも渡さねーからな？ガキのお前にも手加減しねーぞ｣
『誠知君 子供相手にそんなムキになんないでよ』
｢子供だからだよ｣
『え？』
｢子供ながらにマジで Aのことが好きなんだよ、俺にはわかる｣
｢バレてたか｣
『え？』
｢いっちょ前に生意気なヤツだな｣
Aがキョトンとしていた
｢誠知兄ちゃん、キャッチボールしたい｣
｢今ならいいぞ やるか！｣
｢うん｣
急に子供らしくなるあたりまだ可愛げがあるな
自主トレ先の別府に着いて俺は明日からの参加で
挨拶も兼ねて休養日の今日現地に入った
「誠！上手くなったな」
「ほんと？」
「頑張ってんだな」
「辛い時が多いけどね」
「生意気」
Aが笑いながら俺たちを見てる
「お姉ちゃんが見てるから、かっこ悪いとこ見せられないっしょ」
「あのな誠、俺たち結婚したからな」
「え？ホント？」
突然座り込んだ誠
『えっ誠くん…』
「おい」
「ヤッターーーーーーーっ」
突然ジャンプして叫んでからグローブを投げ捨てて
ワイワイと走り回る誠がAのところへ走る
「お姉ちゃん結婚おめでとう、さっきはこんなんでとか言っちゃってごめんなさい」
『ありがとう。別府に着いたら誠くんに一番に知らせるって誠知君 楽しみにしてたんだよ』
「誠知兄ちゃん！お姉ちゃんを泣かせたら許さないからな」
「だから生意気なんだよおまえは！」
誠知君が誠くんを捕まえようと走り出した
「やべつかまる」
50メートルくらい走って誠くんは捕まった
。
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エリン(プロフ) - れいらさん» れいらさん、ご無沙汰しております、ありがとうございます。妄想ばかりモクモクしてましたのでまずは自分で書いたものを最初から読んでみたりしていました、またよろしくお願いします (2021年5月15日 8時) (
レス) id: 36ad1e8dc7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - 更新嬉しいです！ご無理はせず、エリンさんのペースでこれからも頑張って下さい(^^) (2021年5月15日 1時) (レス) id: 05a7f2dc28 (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - りなさん» りなさん ありがとうございます。楽しんで書きたいと思いますので よろしくお願いしますm(*_ _)m (2021年5月14日 21時) (レス) id: 6467547891 (このIDを非表示/違反報告)
りな - いつも更新楽しみにしてます! 目の手術してたんですね。無理せずにゆっくりでいいのでこれからも頑張ってください！ (2021年5月14日 19時) (レス) id: ba27d55003 (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - れいら様コメントありがとうございます、大好きと言ってもらえてすごく嬉しいです励みになります、こちらこそこれからもよろしくお願いします!! (2020年10月23日 16時) (レス) id: 36ad1e8dc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリン | 作成日時：2019年8月7日 21時
