#72 ページ12
。
『サイズぴったり』
嬉しそうにグラブの感触を確かめる彼女
｢やってみる？｣
『よろしくお願いします』
近いとこから少しずつ離れていく
｢Aキャッチング上手いじゃん！何かやってた？｣
『テニス』
｢え？テニスか…(笑)｣
『社会人になってからソフトボールにかり出されたりしてたよ』
｢へぇ〜ポジションは？｣
『ピッチャー(笑)』
｢マジで？｣
『うんマジだよ(笑)』
「じゃあ段々と強く投げてみよっか？」
Aと話しながらキャッチボールするなんて思ってもみなかった
しかも１つも取り損ないがなく上手いし
俺に投げる球もそこそこ的を得ている
何より彼女が笑ってるのがたまらなく嬉しくて愛しい
俺は座ってみた
「捕手やりまーす」
『ソフトボールの投げ方は怖いから普通でいいの？』
「何でもいいよAからのは どんなのだって受けるから！だから真剣にこい!!」
『いくよ！』
笑顔は真顔に変わり目は真剣だった
(なんて顔してんの A･･･キレイだな)
『･･･あれっ？』
投げた球は俺の手前で落ちた
「大丈夫だからフォームはいいよ！ボールを離すタイミングがこうだよ？もう１回！」
リリースポイントをジェスチャーで伝えた
『よ〜し』
(おぉ･･いいかも)
構えたとこにきた
尾「ほ〜すげぇじゃん上林君の彼女」
「俺もびっくりですよ」
『今のストライク？』
「うん いいストレートだったよ」
『コーチがいいからかな(笑)』
尾「あっそうそう上林君たち お昼はまだじゃろ？出前やけど一緒に食べんね？」
「俺はいいけど Aは？」
『俺はいいけどとか言わないのー 是非ご一緒させてください』
「ご一緒に食べるか おじさんと」
尾「一人は淋しいんだよ付き合え」
出前がくる間 グラウンドの端でおじさんも加わり彼女のリクエストでバットを構えた俺
『ヤバイです誠知君･･･カッコよすぎて当てそうです///』
そう言ってAが投げた球を本気で空振りした俺
「ヤバッ･･恥ずかしー」
尾「意外とバカップルなんか？」
捕手役の おじさんは笑ってる
「いいんです 彼女が笑っていてくれたら」
おじさんのスマホに出前が届いた知らせが入り事務所でいただくことになった
「うまそ！」
『もしかしてこれ とよ常の天丼ですか？』
尾「よく知ってるやん 嬉しいね」
食べながら談笑していたとき 男の子が入ってきた
「父ちゃん！」
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エリン(プロフ) - れいらさん» れいらさん、ご無沙汰しております、ありがとうございます。妄想ばかりモクモクしてましたのでまずは自分で書いたものを最初から読んでみたりしていました、またよろしくお願いします (2021年5月15日 8時) (
レス) id: 36ad1e8dc7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - 更新嬉しいです！ご無理はせず、エリンさんのペースでこれからも頑張って下さい(^^) (2021年5月15日 1時) (レス) id: 05a7f2dc28 (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - りなさん» りなさん ありがとうございます。楽しんで書きたいと思いますので よろしくお願いしますm(*_ _)m (2021年5月14日 21時) (レス) id: 6467547891 (このIDを非表示/違反報告)
りな - いつも更新楽しみにしてます! 目の手術してたんですね。無理せずにゆっくりでいいのでこれからも頑張ってください！ (2021年5月14日 19時) (レス) id: ba27d55003 (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - れいら様コメントありがとうございます、大好きと言ってもらえてすごく嬉しいです励みになります、こちらこそこれからもよろしくお願いします!! (2020年10月23日 16時) (レス) id: 36ad1e8dc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリン | 作成日時：2019年8月7日 21時
