スピンオフ�� ページ49
。
2020.02.01 春季キャンプ初日
誰も知らない俺たち二人の間に流れる
くすぐったいような空気
彼女はいつもの場所にいた
｢おはよう、これ楽しみにしてた｣
『おはようございます、東浜選手』
｢おぉ、懐かしい気もする｣
夜は相変わらずの 風まちテラスで2人で過ごす
｢俺が現役でいる限りキャンプはこうやって過ごしたいね｣
『邪魔にならないようにしなきゃ』
｢そう言えば次の休養日ね、この前着たドレスあったでしょ？岬くんが写真撮りましょうよって言ってくれてさ、お母さんもいるし見てもらえるかなって思ってそのつもりでいてね｣
『嬉しい、お母さん喜ぶだろうな』
写真撮りの日ー。
朝食のあと、Aとお母さんはエステに行き
控え室に支度ができた頃、花嫁を迎えにいった
｢A…凄く綺麗だよ｣
『巨くんもヤバい10割増カッコいい』
｢いい写真撮れそうだね｣
『うん、ありがとう』
｢では行きましょうか？｣
俺の腕にしっかりつかまった Aをエスコートしてチャペル前まできた
岬｢ではここから撮影を始めますね｣
何ポーズか撮り Aだけを撮り
岬｢東浜さんはこちらに、Aさんは少しお待ちください｣
誰もいなくなった時 人の気配がした
｢よう似合ってるやん、キレイやでAちゃん、ほな行こうか？｣
『ま、松田さんどちらへ？』
｢巨が待ってる、俺は今日はお父さん役｣
『え？意味がわかんない』
｢はい、腕組んで？｣
腕を無理やり組まされた途端に開かれた扉の向こうには
沢山の人がいてホークスの選手の方々だと
すぐにわかった
正面には神父様と巨くんの姿が…
｢Aしっかり歩くんやで？｣
栗原｢Aさん、綺麗っす｣
柳田｢おめでとう、A｣
先へ進むと 工藤監督もいて
1番前の席には巨くんのご両親と
父の写真を胸に抱いた母の姿が…
松田｢今日は嬉しいで！俺も娘と将来は歩きたいとおもーたわ、巨を頼むな、Aちゃん、アイツのサプライズに皆、賛同したんや｣
声にならず 頷くことしかできなかった
｢松田さん、ありがとうございます｣
松田｢巨、大役くれてありがとな｣
『ありがとうございます』
そっと肘を曲げて Aに差し出すと
彼女の手が掴む
誓いの言葉は声が震え
指輪の交換は Aが泣いて手が震え
誓いのキスは巨くんの唇が離れず
皆に突っ込まれた
何もかもが新鮮で
俺の腕を必死に掴んでいた Aのことを
絶対離さないと誓う
。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 190人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エリン(プロフ) - asaさん» コメントありがとうございます、更新楽しみにしてくれていたなんて嬉しいです。なかなか進められなくてごめんなさい (2020年5月10日 20時) (
レス) id: 6467547891 (このIDを非表示/違反報告)
asa(プロフ) - 更新楽しみにしてました！ありがとうございます(*≧∇≦)ﾉ続きが待ち遠しいです(*^^*) (2020年5月10日 18時) (レス) id: d459b4654a (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - 陽葵さん» 苦手な18系の部分も避けて読んでいただいてるんですね感謝です私が大好きなんで詰め込んでますけど よろしくお願いします (2019年5月8日 23時) (レス) id: 4fc6dadfff (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - 陽葵さん» こんな私になんて素敵なコメントでしょう。ありがとうございます とっても嬉しいです感激です (2019年5月8日 23時) (レス) id: 4fc6dadfff (このIDを非表示/違反報告)
陽葵(プロフ) - ばやし君の方のも読ませて頂いてますが、18系が苦手なので飛び飛びになってしまっていますが、あの小説も凄く好きです。これからも応援しています、頑張ってください(><)長ったらしいコメント、すいませんでした。 (2019年5月8日 22時) (レス) id: 987cca78b9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：エリン | 作成日時：2019年2月23日 21時
