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#26 ページ28

*ASide*




必死に話す私の手を巨くんの大きな手が包みこんだ


『巨くん?』

巨「いいから そんなことまで言わなくても」


隣りに座る彼からふんわりと抱きしめられた


柳田「えぇーーっ!!ちょ待ってん」

松田「なんよ急に」

二人が立ち上がり回りに隠すようにあたふたしていた


何もなかったようにそっと腕を解くと

巨くんは水を口に含んだ

ゴクリと音がする


巨「落ち着いてください先輩方」


『巨くん?』


巨「A…言うね?俺たちのこと」


巨くんの表情は真面目で
私は彼に任せた

『うん』

巨「俺たち つきあうことになりましたから」


柳田「あーそうなん」

松田「巨に彼女が…」

松田さんは目頭をおさえ泣く真似をした

巨「驚かないんすか?」

柳田「なんで驚くんよ 巨はわかりやすかろ Aのこと好きオーラが出過ぎやし」

松田「そう言うこっちゃ」


松田さんはニコニコ笑って巨くんの肩をバシバシ叩いていた


柳田「Aも巨のこと好きやってんな
ごめんな キスして」


『もういいですって』


巨「実はギータより俺の方が先にキスしてるから」


『えーーっ?』

私が1番驚いた


柳田「なん?その先にしたからって勝ち誇った顔して Aは知らんみたいやん そっちの方が問題ちゃうん?」


巨「あ…それは…夜、ちゃんと話すね
Aには」



松田「そんなら今日のメシは俺らだけで行くか
巨は 宮崎最後の夜やしAちゃんと ゆっくりしたらええやん」




宮崎最後の夜は


風まちテラスのレタールーム









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エリン(プロフ) - asaさん» コメントありがとうございます、更新楽しみにしてくれていたなんて嬉しいです。なかなか進められなくてごめんなさい (2020年5月10日 20時) (レス) id: 6467547891 (このIDを非表示/違反報告)
asa(プロフ) - 更新楽しみにしてました!ありがとうございます(*≧∇≦)ノ続きが待ち遠しいです(*^^*) (2020年5月10日 18時) (レス) id: d459b4654a (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - 陽葵さん» 苦手な18系の部分も避けて読んでいただいてるんですね感謝です私が大好きなんで詰め込んでますけど よろしくお願いします (2019年5月8日 23時) (レス) id: 4fc6dadfff (このIDを非表示/違反報告)
エリン(プロフ) - 陽葵さん» こんな私になんて素敵なコメントでしょう。ありがとうございます とっても嬉しいです感激です (2019年5月8日 23時) (レス) id: 4fc6dadfff (このIDを非表示/違反報告)
陽葵(プロフ) - ばやし君の方のも読ませて頂いてますが、18系が苦手なので飛び飛びになってしまっていますが、あの小説も凄く好きです。これからも応援しています、頑張ってください(><)長ったらしいコメント、すいませんでした。 (2019年5月8日 22時) (レス) id: 987cca78b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エリン | 作成日時:2019年2月23日 21時

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