初めましてのお話 ページ3
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ついにプデュの収録本番の日。
私は黒いスーツの様なオッパ達の衣装と同じような服を身にまとっていた。
きちんと笑顔は出来るだろうか、きちんと話せるだろうか、きちんと今まで通りにパフォーマンス出来るだろうか。
朝まで全然大丈夫だったのに今になって緊張してきた。
「A、緊張してる？」
『ジョンヒョンオッパ…。うん、少しだけ。』
「お前なら大丈夫だから、俺達も居るんだし。な？」
『オッパが一番緊張してそうなのに(笑)』
「やあ、うるさい！(笑)」
ジョンヒョンオッパのおかげで緊張も解けたし、頑張ろ。
ついに会場に入る番になった。
目の前に想像以上に大きなピラミッドが見える。
『ミニョンオッパや、意外と大きいね。』
「そうだね、びっくりしたよ(苦笑)」
小声で隣のミニョンオッパに話しかける。
引きつった笑顔を見せるオッパ、相当緊張しているのだろう。
「A、どこ座りたい？」
『ジョンヒョンオッパ決めてよ。』
「ええ、俺が決めるの…。あ、あそこ5人分空いてるからちょうどよくない？」
下の方の席に5人で並んで座る。
Season1の時見た場所に自分も居ると思うとすごく変な感じがするけど、絶対デビューしてやろうっていう気持ちにもなった。
椅子に座ってピラミッドの頂上の方を見ているとふとある男の子と目があう。
サムエル…。
一緒に練習生としてSEVENTEENの候補生として頑張っていたサムエルが目の前に居る。
私A、まさかの再開を果たしてしまいました。
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作者名：ナツミ | 作成日時：2019年4月5日 19時
