ヒヨコになつかれたお話 ページ16
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「Aとミニョナ、ここ空いてる？」
朝食を食べているとふいに頭上から声がして顔をあげる。
「ケンタや、空いてるけど。あ、ソノおはよ。」
「ソノ起こしてたら出遅れちゃって(苦笑)ここ座っていい？」
苦笑いを浮かべながら眠たそうにしているCUBEのピョンアリを連れているケンタオッパ。
なんだかオンマみたい。
『どうぞどうぞ！ってかさ、今思ったんだけどミニョンオッパいつの間にピョンアリくんとケンタオッパと仲良くなったの？』
「評価の時かな？」
「ケンタと元々一緒だったもんね、ソノはいつの間にかなつかれてたって感じかな(笑)」
顔を見合わせて笑う二人。
なんか羨ましい。
二人を見ながらボーとしていると、
「ヌナ、ご飯食べないんですか？」
CUBEのピョンアリくんがそう尋ねてきた。
『欲しい？ピョンアリくん。』
「いいんですか？！あ、ヌナ。ピョンアリくんって辞めてください。」
喜んだかと思えばふてだすピョンアリくん、うん可愛い。
『じゃあ、何て呼べばいいの？』
「ソノって呼んでk『ソノ』はい！」
名前を呼んだだけでニコニコ笑顔を浮かべるソノ。
この日からソノは私になつきましたとさ。
「またヌナがお腹いっぱいになったとき、ご飯もらいにきますね！」
『よし、ソノは今日から私の残飯処理係に任命しよう！』
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作者名：ナツミ | 作成日時：2019年4月5日 19時
