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目を覚ますと満天の星空が目に入った。見覚えのある……懐かしい世界。
体を起こすと自分の服が違うことに気づいた。疲れた感じもない。
mg「……俺、もしかして」
kj「戻ってきたんやで」
ru「お帰り、めめ」
戻ってきたんだ俺……正直素直には喜べなかった。
mg「俺なんかが戻ってきて……本当によかったのかな」
ru「めめ……?」
mg「だって俺、『master』を殺したんだよ? 俺がしたことって、そんな簡単に許されることじゃ……っ!?」
突然康二が飛びついてきて、強く俺を抱きしめた。
kj「戻ってええに決まっとるやんか!? だってめめ何も悪くないやん! 『master』殺したのだってめめがひどい目に遭ってたからやん、あんなの正当防衛やろ!? めめは今までずっと家族を必死で守って、追放されてからも腐らんと『monster』倒して、悪い人もやっつけていろんな人を守って……『guardian』として、ずっとずっと頑張ってたやんか!! とっくに許されてええはずやろ!?」
康二が泣きながら訴えるから、俺は何も言えない。
kj「それだけやない!! 俺もラウールも、ふっかさんたちも、翔太くんたちも、みんなめめのこと大好きなんよ!! 阿部ちゃんとさっくんもめめと仲良くなりたいって思っとるって! みんなめめとずっと一緒にいたいんやって!!」
mg「康二……」
kj「お願いだからそんなこと言わんといてや……」
康二が俺の肩に顔を埋める。そばに立っていたラウールが俺の隣に座った。
ru「めめ、自分が一番自分のことを許せないんでしょ」
mg「……!!」
ru「やっぱりね」
俺は思わずラウールを見た。ラウールは穏やかに微笑んでいるだけ。
……こいつには全て見透かされている気がした。
mg「……『guardian』なのに『master』を殺した。『guardian』として一番やっちゃいけないことをしたんだよ? あの日から俺は『死神』になった、もう『guardian』じゃない。『guardian』として『master』を守る資格なんて俺にはないんだよ……ッ! それに今更『guardian』に戻れたって、誰も俺に守ってもらいたいと思わないだろ……」
ru「んふふ、それがいるんだよねえ、守って欲しいって言った人」
ラウールが得意げな顔をする。そんなこと言う人なんているわけない。
いや……正直思いつかないわけじゃないけど、まさかそんなわけ……。
ru「ふっかさん、と翔太くんと阿部ちゃん」
あぁ、やっぱり。
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怜(プロフ) - 玲雄さん» コメントありがとうございます! さあ…康二は何をやらかしてるでしょう(遠い目) これからも楽しみにしていただけるように頑張ります。よろしくお願いいたします! (2020年3月29日 11時) (
レス) id: bde7b3ff5a (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - アルさん» コメントありがとうございます! やばい、細かいところまでちゃんと見られてる…^^; 笑 ラウールっぽさが表現できててよかったです。これからもお付き合いよろしくお願いいたします! (2020年3月29日 11時) (レス) id: bde7b3ff5a (このIDを非表示/違反報告)
玲雄(プロフ) - 更新大変だと思いますが頑張ってください！応援してます！『舞台の幕開け』に康二が関わってたら､､､なんていう妄想してました(笑)ガンバルンバです (2020年3月29日 2時) (レス) id: 391783a751 (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - 睡眠欲を寝たい欲っていう言い方するのruっぽくて可愛い笑笑応援してます！ (2020年3月28日 21時) (レス) id: 8c112bdf37 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます! 感動だなんてそんな…とても嬉しいです。これからも面白いお話が書けるように頑張ります! よろしくお願いいたします!! (2020年3月24日 20時) (レス) id: bde7b3ff5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年3月21日 19時
