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fk「ここが……『パラレルワールド』」
昼だったはずなのに頭上には満天の星空。その下に広がる草原。近くには満開の桜の木。
漫画やアニメに出てきそうなきれいな場所に俺たちはいた。
ab「重い……? え、佐久間具現化してるの?」
sk「うん! 俺たちこっちがホームだからさー」
阿部ちゃんに抱きついていた佐久間がここでは人間のようにはっきりと見える。周りを見ると照も舘様達も、みんな具現化している。
nb「なんかすげえな、夢みたい」
dt「夢じゃないよ、翔太」
mg「ほっぺつねれば?」
nb「やだ、肌傷つくじゃん」
ぶれない翔太に笑ってると、ラウールが俺たちにこれからのことを話してくれた。
ru「こっちの世界でのご飯とかトイレとか気になると思うんだけど、ここにいる間は体の機能が止まるというか……食欲とか、寝たい欲とか湧かなくなるから大丈夫。この辺でしばらくごろごろして、それから準備してあいつらのとこいこう」
fk「へえ……了解」
ab「ねえ、俺ちょっと探検してみたい」
sk「いいよ! 行こう!!」
kj「俺もついてく! 案内するで!」
mg「俺も久しぶりに見てこようかな」
fk「俺はいいや、いってらっしゃい……よっ」
知識欲の塊である阿部ちゃんと佐久間、めめと康二が遠くへ歩いて行った。
俺は気持ちよさそうなこの草原に寝転がった。ふわふわのカーペットみたいな肌触り。でも確かに眠気は襲ってこない。普段こんなところに寝転がったら絶対眠くなりそうなのに。
目の前にはきれいな星空。あの街では見られないような、どこまでも広がる星空。
気づけば照とラウールも俺の横に寝転がっていた。少し離れたところで翔太たちも寝転がっている。
iw「不思議だな、この世界にお前がいるって」
fk「ほんとだよ、まさかこんなファンタジーなこと経験するなんて」
iw「すでに十分経験してるけどな」
fk「そういえばそうだった」
星空を見ながら照と話す。会話が途切れたところで、ふとラウールが俺たちに聞いた。
ru「ねえふっかさん」
fk「ん?」
ru「……人間って、楽しい?」
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怜(プロフ) - 玲雄さん» コメントありがとうございます! さあ…康二は何をやらかしてるでしょう(遠い目) これからも楽しみにしていただけるように頑張ります。よろしくお願いいたします! (2020年3月29日 11時) (
レス) id: bde7b3ff5a (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - アルさん» コメントありがとうございます! やばい、細かいところまでちゃんと見られてる…^^; 笑 ラウールっぽさが表現できててよかったです。これからもお付き合いよろしくお願いいたします! (2020年3月29日 11時) (レス) id: bde7b3ff5a (このIDを非表示/違反報告)
玲雄(プロフ) - 更新大変だと思いますが頑張ってください！応援してます！『舞台の幕開け』に康二が関わってたら､､､なんていう妄想してました(笑)ガンバルンバです (2020年3月29日 2時) (レス) id: 391783a751 (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - 睡眠欲を寝たい欲っていう言い方するのruっぽくて可愛い笑笑応援してます！ (2020年3月28日 21時) (レス) id: 8c112bdf37 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます! 感動だなんてそんな…とても嬉しいです。これからも面白いお話が書けるように頑張ります! よろしくお願いいたします!! (2020年3月24日 20時) (レス) id: bde7b3ff5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年3月21日 19時
