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fk「阿部ちゃん……？ ねえ、どういうこと……？」
ab「どういうことだと思う？ ちゃんと考えてみて？」
iw「＿＿佐久間の『master』はお前か」
ab「お、照せいかーい」
iw「っざけんな!!」
いつもと変わらぬ口調でしゃべりながらも、俺の首にカッターを向け続ける阿部ちゃん。
fk「本借りてきてっていうのは……」
ab「そんなの罠に決まってんじゃん」
sk「いやー阿部ちゃんさすがだよね! こんなにうまくいくなんて!」
fk「そんな……」
ab「ほら照、あんまり俺の『
なんで? 俺、阿部ちゃんになんかした？
考えても、答えなんて出てこない。
iw「お前、ふっかに恨みでもあんのかよ」
ab「別に？ あ、強いて言うなら嫌い。なんかむかつくんだよねこいつ。佐久間も照が気になってたし、この機会に潰すのもありかなって」
iw「……てめぇ、とんだクズだったんだな」
ab「なんとでもいえば？ ただし、あんまり俺をディスるとキレるやつがいるから気をつけてね？」
iw「この野郎……」
ab「ほら頑張ってよー。このままだと佐久間の圧勝だけど?」
俺の中で何かが崩れていく。阿部ちゃんが俺を嫌いだったなんて知らなかった。
あんなにいつも優しくしてくれてたのは嘘だったの……？
iw「ふっかを傷つけるやつは誰だろうと許さねえ」
完全にキレた照がこっちに向かって突っ込んでくる。
すぐに佐久間が立ちふさがり、双剣と鉄扇でつばぜり合いする。
今までからは考えられないくらい佐久間の低い声が聞こえた。
sk「おい、何俺の『master』に手ぇ出そうとしてるんだよ」
iw「は? そもそもてめぇが先に仕掛けてきたんだろうがこのチビ」
sk「あぁ!？」
俺の目の前で激突する照と佐久間。それを見て楽しそうな阿部ちゃん。
正直、俺の目から見ても照が劣勢なのは明らかで。それでも照は俺のために佐久間に向かっていく。
嫌だ、照が負けるところなんて見たくない。照が傷つくなんてたくさんだ。
俺が嫌いなら俺をどうしたっていいから。もうやめてくれこんなこと。
照が双剣を高く振り上げた。
同時に佐久間が鉄扇を振りかぶる。
互いが互いに向かって、勢いよく突っ込んでいく。
お願いだから、もうやめて。
視界がにじんで、耐えきれずに下を向いた。
「「ストォォォォォォォォォップ!!」」
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怜(プロフ) - 祐莉さん» これからちょっとずつ公開していくので楽しみにしていてください! (^^) (2020年3月18日 19時) (
レス) id: 7ad6e662b8 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - ついに目黒君の秘密が明らかになりそうでハラハラドキドキです♪ (2020年3月17日 19時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます! 楽しみにしていただけたようで嬉しいです。お待たせしました。笑 期待に応えられるように頑張ります! これからもよろしくお願いいたします!! (2020年3月14日 17時) (レス) id: 7ad6e662b8 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 楽しく読ませてもらってます！ ひそかに楽しみにしていた死神風な登場の彼の出番が本格的になりそうで、楽しみです♪ また、マスターやガーディアンやキューピッドの立場とも違いそうだし、いわふかだけじゃなくて他のメンバーにも絡みそうだなとわくわくしてます！ (2020年3月13日 23時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - おちゃさん» ありがとうございます! これからも頑張ります!! (2020年3月3日 21時) (レス) id: 3ccaf75687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年2月27日 23時
