109 ページ9
8月のうだるような暑さ
オフィスの窓から外を見ると、暑さのあまり景色がユラユラしている。
まだしばらく暑いんだろうな…
ふぅーっとため息をついた時、勢いよくドアが開いた。
麻衣『やっぱりここだったんですね!』
オフィス勤務になってから、何かと手伝ってくれる麻衣ちゃんが入ってきた。
『どうしたの?』
麻『Aさん、週末何してます?』
何って…
掃除とかですけど…
『掃除とか…買い出しとか?』
Aがそう言うと、麻衣はホッとした表情を浮かべた。
麻『良かったーっ!特に予定ないって事ですよね?』
『うん』
頷いたAの目の前に、得意気に見せてきた紙。
『なに?(苦笑)』
麻『これ、行きましょう!』
目の前に差し出された紙をもう一度よく見てみた。
EXILE ATSUSHI
IT'S SHOW TIME
は?
199人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:花梨 | 作成日時:2017年5月22日 16時