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A『なにか食べて帰ろうか?』
パッと見上げて嬉しそうに大きく頷くA
『ATSUSHIさん、何がいいですか?
私、久しぶりに運動したので…お腹スゴく空いてます(笑)』
A『じゃあ、がっつりいっちゃおっか(笑)』
手を繋いで歩いて一軒のステーキハウスへやって来た。
『ほんとがっつりですね(笑)でも、いい匂い』
ここでもATSUSHIさん頼みでオーダーをして、今日仲良くなった晃太君の話をした。
『…というわけで、明日からサッカーの特訓が始まるんです。お弁当作って行きます。』
A『そっか。良かったね』
『はい!』
満面の笑顔で頷いたAは、よほどお腹が空いていたのか、運ばれてきたステーキをモグモグと食べて頬を押さえる。
『美味しい〜』
頬を押さえて幸せそうに微笑むAをATSUSHIは満足そうに笑って見ていた。
『ATSUSHIさん、私、年が明けたら日本に帰ろうと思います』
ビックリしたATSUSHIはカシャンとフォークを落とした。
『やっぱり私、足手まといになってますし、ATSUSHIさんには、そういうこと気にしないでやりたい事やって欲しいんです』
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作者名:花梨 | 作成日時:2017年5月22日 16時