結婚 20 ページ20
「…あれ?ここ」
「Aちゃん!!起きたんだね」
そうじのおばちゃんが私の手をもってそういった。
いったいどうなってるの、、
私何してたんだっけ?
「はっ!!慧くんは?慧くんは大丈夫なの?!ねぇ!おばちゃん!!」
「…。」
おばちゃんは下唇を少し噛み、うつむいていた。
「え、なんで黙るの?ねぇ、ねぇ!!!おばちゃん!」
慧くんは、どうなったのよ。
「Aちゃん、
慧くんはね昨日息をひきとったんだ。車に跳ねられて頭を強くうってね、
病院についたときには、もう…。」
そ、んな。
え?
いや、嘘だよね?
私が生きてて慧くんが死ぬの?
そんなのおかしいよ、
だって慧くん今からだったんだよ?
未来への希望もあったのに、
なんで?
神さまひどいよ
あぁ、そっか、私がお花なんてとりにいったから、
私が大人しくしてなかったから
慧くんは死んだんだ。
私のせいで慧くんは死んだんだ。
ベッドのスーツが濡れるほど私は泣いた。
嘆き悲しみ、慧くんに何度も謝った。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
慧くんは優しいから
**また泣いてる〜、笑顔でしょ?**
っていっているような気がした。
慧くんは許してくれても
私は自分のことが許せない。
慧くん
約束守れなくて、、破ってごめんなさい。
*伊野ちゃん担当の人本当に申し訳ありません。お許しください。
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作者名:じゅんらい | 作成日時:2017年10月12日 0時