結婚 18 ページ18
デート当日
「慧くん…どんなのが好みなんだろ〜?」
洋服一つで私はものすごい時間をかけていた
「やばい、もうでなきゃ!ってここで待ってていいのか!」
今日は慧くんが私のために計画してくれた病院内デート!
約束の時間まであと10分。
あぁ、早く会いたいな、
ん?
お!足音が聞こえるもしかして、
「A〜!遅くなってごめんね!」
いつものフワフワしてる髪がちょっと崩れて、急いで走ってきたような感じの慧くんだった。
「そんな、ゆっくりきてよかったのに」
「うんん、早く会いたくて!」
私が自分の思ってることと逆のことを言っても慧くんは私の求める答えを出してくれる。
そんなところも…好き。
「じゃあ、これからどーするの?」
「ふふ、ちゃんと計画立ててきたんだよ〜?」
計画?を立てる?!
さすが大人だ。
「その計画ってのはどんなの?」
というと、私に近づいてきて
私の目線に合わせて
「それはお楽しみだから秘密!」
と人差し指で私の唇をつんっとおした。
まぁ、これから慧くんと初デートです!
20人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:じゅんらい | 作成日時:2017年10月12日 0時