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「なっ……!?」
切原のほうといえば、コートの外から楽しそうにAに声をかけるだけ。
そんな切原に続いて、次々と声が上がる。
「……そうじゃそうじゃ、あの真田をぎゃふんと言わしちゃれA。」
「応援してるぜぃ、A!」
「絶対入ってこいよ、待ってるぜ。」
「あなたの望みが叶うことを願っていますよ。」
すると、レギュラー陣の影響を受けてか、他の部員たちの中からも声が上がり始めた。
同じ3-Bの部員に加え、それを真似た後輩たち……
更に、いつの間に見ていたのか、Aの友人たちもフェンスの向こうから声をあげていた。
「A!A!A!A!」
「な……な……!?」
コート中がAの応援で染まる。戸惑った真田を前に、Aはにやりと笑った。
「……さ、続けよっか。副部長さん?」
Aの反撃が、始まる。
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作者名:幻想曲 | 作者ホームページ:http://uranai.amanoboru
作成日時:2015年9月10日 3時