裏切者の始末 ページ4
広津「一応言っておくが、今日の仕事は裏切者の始末だ」
四迷「ほいほい」
四迷は本を読みながら返事をした
ブックカバーがされていて題名は分からない
立原「四迷姐さんと本って似合わないな......」
四迷「なんで中也みたいな事言ってんの」
など、如何でもいい話を車内でしていると、
黒服「着きました」
運転していた黒服が言った
現在4時 冬が近いので日没が早く、辺りは既に暗い
少し歩くと、目の前には決して大きいとは言えない、煉瓦造りのビルが聳え立っていた
立原「此処か?」
広津「そうらしい」
四迷「突っ込みたい」
銀「...............」
相手は此方に気が付いたのか、武装した男が数人出てきた
広津「ポートマフィアを裏切るとは....最近の者は威勢がいいな」
敵「何の用だ」
立原「分かってンだろ」
敵「......」
この無駄な時間に、四迷は痺れを切らしたのか
四迷「異能力「浮雲」」
四迷の周りに紫色の羅列が光った
一人の男は湯気に取り込まれた
凄く高温の。
湯気が消えた後、残っていたのは
蒸された人間だった。
四迷「もっと格好いい能力が良かったなー」
立原「人間の蒸し焼きとか恐怖すぎるから」
その後、異能やら銃やらナイフやらで相手を全滅させた。
四迷「流石黒蜥蜴、一瞬で無様な姿に変身させてしまった」
冷たいコンクリートには、
生暖かい血液が染み込んでいた。
其れを四迷は塵を見るような目で
馬鹿だねェ
と、呟いた。
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累 - たかはしさん» ご指摘ありがとうございます! (2018年9月15日 14時) (レス) id: 3ee2c20798 (このIDを非表示/違反報告)
たかはし(プロフ) - オリフラ外し忘れてますよ〜ヽ(・∀・)ノ (2018年9月15日 14時) (レス) id: b1c8d6ac09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:累 | 作成日時:2018年9月15日 14時