ミステリー ページ7
【土方さんside】
最近、新しい女中が入ってきた。
最初は、入隊希望から女中……とかで怪しいと踏んでいたものの、今では……
「あっ、土方さん!お仕事お疲れ様です!」
「あァ」
普通の会話をするくらいには警戒心を解いていた。
「あ、そういえば昨日沖田くんと私で仕込んだ下剤どうでしたか?」
……前言撤回。
やっぱりコイツはイカれてる。
アイツと共謀して俺の
「いやぁ、それにしても相変わらず土方さんは面白いですよねぇ」
「おい、喧嘩売ってるんなら喜んで買うぞ」
「そんなぁ、滅相もないわけでもなくもないこともないかもしれないですよ!」
「ややこしいわ」
ヘラヘラとした笑みを浮かべ、手に持った雑巾を大袈裟に振るAは、絶対に俺をバカにしているだろう。
大体の女なら、一睨みしただけで逃げ出すものである。
それをしないのは、慣れているのか、なびいてないのか。……明らかに後者だな。
「毎度思ってたが、俺の何がそんなに面白いんだ。思い当たる節が一つもねェんだが」
「バカにしてるなら別だが」と一言足し、ふと疑問に思っていたことを問う。
コイツはいつも俺に会う度口癖のように面白いと言っているが、それが不思議で仕方がなかった。
だが、Aは、にんまりと笑って、躊躇うことなく口を開いた。
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暇愛*(プロフ) - 狗冰さん» ごめんなさい、レス押すのを忘れてました…… (2019年7月15日 13時) (レス) id: 6dbb02dd11 (このIDを非表示/違反報告)
暇愛*(プロフ) - ありがとうございます!稚拙な作品ですが、よろしくお願いします! (2019年7月14日 20時) (レス) id: 6dbb02dd11 (このIDを非表示/違反報告)
狗冰(プロフ) - 面白そうです!更新ファイト! (2019年7月14日 19時) (レス) id: aa5a4ed97b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暇愛* | 作者ホームページ:
作成日時:2018年6月11日 2時