どうも特級番外編です。 (ページ4)

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柔軟＿乙骨　③ ページ4

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乙骨「Aさんは

硬すぎて一人で柔軟やっても意味がないから、

誰かにやってもらわないと駄目だよ？」

本当はこれから僕とストレッチすればいいんだよ、
という意味で言ったつもりだった。

『…いつもは、恵に押してもらってたんだ……、

でも今日はいなかったから一人で、

……ｯ!!!?』

…へぇ。

いつもは伏黒くんに押してもらってたのか。

『馬鹿……！痛い、やめ…ろ…ｯ』

乙骨「伏黒くんにしてもらってるのに、

全然柔らかくなってないね。どうしてかな？」

気づけば、完全に僕の全体重がAさんに乗っていた。

全体重どころじゃない。

僕の力には押さえつける力が入ってしまっている。

かなりの力だと思う。
普通の人だったら骨、折れてるかも。

だからAさんは

耐えるために片手が床についてしまった。

『ｳｯ……』

僕は今、Aさんを攻め立てている。

優勢な態勢でAさんを虐めているんだ。

『ｸｯ…』

鼻から抜けるAさんの声がなんとも色っぽくて、

顔が見れないから残念だった。

『伏黒は…ｯ、こんなに、キツくない。』

……うん。
なんか、色んな意味で僕は限界に近づきそうだった。

乙骨「だから柔らかくならないんだよ。」

『お前が厳しすぎるんだ…ｯ』

乙骨「そんなことないよ。
皆、このぐらいできるんだからもう少し頑張ろ？」

『待っ……ｯｧ』

うわ。

声、やばい。

このまま続けたらたぶん僕の理性が持たなくなる。

かといって、まだやめたくない。

大丈夫、大丈夫。

これはただのストレッチなんだから。

そう、自分に言い聞かせた。

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ストレッチ後、めちゃくちゃ後悔する乙骨。

乙骨「(…絶対Aさんに嫌われた。

やりすぎた。だめだ、ぜっっったい、嫌われた。)」

狗巻「ツナマヨ…？」

パンダ「あれ、憂太どうした？？」

真希「なにやってんだ？アイツ」

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相変わらず天然なA。

『乙骨の柔軟、超厳しかった…死ぬかと思った』

伏黒「…死ななくてよかったです。」

『あいつ、私に日頃の恨みでもあんのかな？』

伏黒「(…乙骨先輩)」

おわり