土曜日のお隣さん ページ38
家の中を整理して、何か変なものはないかなと全体を見渡した。変なものは無いはず。いくら恋人といえど見られたくはないものがある。一息ついたところでインターホンが鳴った。
「開いてますよ！」
大きな声でドアの方へ向かって叫ぶと同時に玄関へと歩き出す。ガチャ、と音がして、私服の、いつもよりゆったりした私服のAさんがドアを開けていた。
「こんにちは」
「上がっていいですよ」
「お邪魔します〜」
さて、何をしようか彼女に任せる。好きなところ座ってくださいと言うと、彼女は辺りをきょろきょろとして、床に座ろうとしたので、クッションを渡した。今日はテレビに色々繋いでいる。何するのかな。
「対戦ゲーム！ しませんか？」
「……あるかなあ」
「このゲーム機で出てて、あ、私のアカウントにしますね」
画面に表示されているゲーム。なるほど、彼女は対戦ゲームもできるのか。
「１回友達とやったきりなんで……ちょっと面白いこと思いついたんで行っていいですか？」
「え、なんですか？」
「罰ゲーム！」
それ定番のやつ〜。よし、とコントローラーを握った。
「後で決めましょうね」
「う、うん……」
緊張して、手に汗が滲んでくる。罰ゲームってなに。何その定番のやつ。Aさんの顔を見たが、楽しそうだったので、もうなんでもいいやと思えてしまった。こうやってゲームできる人がいるの、楽しい。しかも自分の好きな人と。俺はニヤけそうになる顔を必死に堪えて、俺はゲームに集中した。
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たたた - これを探していたんですよ！？！？運命…！？愛読してます…ありがとうございます… (2021年10月20日 23時) (
レス) @page40 id: d4b8270ffa (このIDを非表示/違反報告)
おかゆ - なんだこの神作品は…質感が素晴らしすぎる (2021年10月5日 18時) (レス) @page42 id: 73805a2461 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - 550さん» 修正しています。ありがとうございます (2020年8月30日 8時) (レス) id: 19a7823a34 (このIDを非表示/違反報告)
550 - 告白とお隣さんの所 相手の名前が表示されていないです。 (2020年8月30日 6時) (レス) id: 56664050fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりん | 作成日時：2020年7月20日 12時
