【刀剣乱舞】貴方の怨み晴らします

討伐いち。 ページ30

堂々と門から入っていく








……のだが、




『あれ？誰も居ないのか？』




静寂、という言葉がぴったりだ




早「皆中に居るんでしょう」



『そっか。じゃあ行こうか』





できるだけ静かに中に入る







『此処か……』




人の気配を感じる部屋があり




懐の短刀を構え




勢い良く襖を開ける





『御用改である！大人しく捕まりやが…れ……』





え……?








部屋の中に居る皆が






こちらを見ている




そして…




？「ははっ！よく来たなぁ！《悪徳審神者討伐サービス》…だっけ？」




『何故…それを…ｯ』




部屋の奥に座る男と




隅で怯えている少女




？「お前もやってくれたよなぁ茜、政府に言いつけるとかさぁ？」




茜…恐らく依頼者の雛美さんの事だろう



雛「ごっ、ごめんなさぃ亜衣兄さん…」



兄さん…ねぇ




亜「お前等、俺を捕まえに来たんだろ？ならやってみろよ






……出来るならなぁ！」




亜衣兄さんと呼ばれた男が私に向かって言う



早「何なんですかあんた」



『ちょっ翔………ｯ！』




ﾎﾟﾀｯ






ﾎﾟﾀｯ




『…ｯ………ぇ？』





畳の上に咲く





紅い花






長「主に仇なす敵は斬る」







ﾄﾞｻｯ






早「Aさんｯ…！！！！」

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