メイド長はメイドを辞めたい。【d!】

メイド6 ページ7

『さて、城下町についたけれども、今日も城下町は賑わってる様ね…。』

売り出しの看板娘の姿や人の行き交う街を見て、今日も賑わってるようで良かったと心の中で思う。

人の群れを歩く事15分、いつもの洋菓子屋さんについた。ケーキなどはいつもここで買っており、いつの間にか総統様やオスマン様もここを行きつけとしていた。



お店に入ると、少し客が2、3人くらい居て、やはりまだ混雑はしてないようだった。

「いらっしゃいませー!…って!Aじゃん!」

お店に入って数秒程でお店の看板娘であり、私の親友でもあるユキが奥から出てきた。

『うん。いつもありがとうね…。総統様やオスマン様もいつも美味しそうに食べて下さってるわ。』

「それはそれは良かった!」

そう言ってユキは笑った。ユキは元気が取り柄。

黒と白の帽子と同じく黒白のワンピースは昔本で見た魔法使いの格好に真似ておるそう。表裏のない正確なので、私も気軽に話せる。

『ショートケーキとチョコレートケーキ、あとは…モンブランを一つずつお願いできる…?』

「うん!任せて!今日も美味しいの出すから!また買い物行ったあと来る?」

『あー…そうする。じゃああと一時間位で帰ってきますね。』

ユキの言葉に甘えて、後でまた来る事にした。

『じゃあまた後でくるね。バイバイ。』

「はーい!」

「あ、ユキちゃん、お使い頼める?ほら、友人さんともお話したいでしょ?」

外に出ようとした私の足を止めるように、お店の奥からここのオーナーであるサラさんが出てきた。サイドテールのように見える髪だが、あれは前髪だそう。

「え!いいんですか!?なら喜んでいきます!」

「ふふ、そう言うと思った。じゃあ、ちゃんと買ってきてね?いってらっしゃい。」

「ちょ、ちゃんと買ってきますよ〜!」

話を聞いてる限りユキはたまにやっぱりドジをかますことがあるのだろう。変わってないなぁ…

『サラさん、ありがとうございます。あと、いつもユキを面倒見て下さってありがとうございます。では。』

「いってきま〜す!」

サラさんに挨拶をして、私達はお店を出た。最近は休める時間が少なかったから、ユキとは久々のお出かけだ。この機会、楽しもうじゃないの。

ｰｰｰｰｰｰｰ
ユキちゃんとサラちゃんはわかる人はわかる…。でもサラちゃんのキャラはよく分かってません。まぁ多分出ないでしょう。(てかほぼ出ないと思われる…。)

メイド7→←メイド5

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す