刑務所には、もう一人。2【日常組】

刑務所生活88 ページ43

「＿危ねぇ!怖かったよ本当に!」
　

『命懸けてんな〜…』


関心だねぇ。私そんなのやりたくないよ。やる時はやるけどね。


「これで鉄鉱石を今3つ持ってます!」

「あ!いいねぇ鉄のツルハシもう作れる!」

「鉄ピッケルさえあれば他の鉱石も掘れる!」

「鉄ピッケルで何壊せるんだっけ?もう石レンガ壊せちゃうんだよね?」

「石レンガ壊せて…」

「え？石レンガってこの壁?」

「そうそうそうそう」
　
「すべての鉱石の原石全部OKです」

『鉄ピッケル最強かよ…』

全部掘れるってことはもうやり放題じゃん。壁壊せるはもう…


「＿あ待って!クロノアさん…あの下のその、石炭をどこにしまいました?」


「石炭…?…あー7番の所」

「あ、7番の所?」

「そうそうそうそう」

「これじゃないと多分精錬出来ないと思うんで8個多分これで足りる!」

木材でもやれると思ったけど…まぁ木材無駄にしちゃうしね。うん。



ｰｰｰｰｰｰｰ

「おはよう」

「おはようございま〜

「長いよ〜8番?」

ずっと棒を伸ばしてるぺいんとさんを見てよくそんな行き続けられるなと思った私である。

結局ぺいんとさんを遮って看守は話し始めた。

「今日はステーキを配る。」

「おお!」

「やった〜!素敵〜!」

「え?ちょっと待って今なんて言った?ステーキだすて…」

「ん?」

「これは…これは罪なんじゃないですか?」

繋げたがりか!わざわざ言うことじゃなかったでしょ!

てかダジャレ言っただけで罪とかすっごい重い罪だね…。

「これはって何!」

「ステーキだ素敵って言ってましたけど看守これは…大罪では無いでしょうか?」

「ダジャレは重罪ですね」

すっごい罪重…

てか「ステーキだ素敵」って打とうとしたら「ステーキ出す敵」って変換されて笑った(メタ)

「なんで仲間…

看守も流されないで下さい!」

あ、看守も真に受けたと。死神くん頑張って。他人事っぽいけどだって他人事だもんね。

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