刑務所には、もう一人。2【日常組】

刑務所生活86 ページ41

「あれ?俺たちどこまでやったっけ?」

「どうする?」

「自分がどういう状況に置かれてるのか…」

一人例外がいたのはスルーで…私も分からないや!←

「取り敢えず石のツルハシは手に入れたから…」

「結局石のピッケルも全員分欲しいっちゃ欲しい」

『流石に無いと辛いよね〜…』

「欲しいね〜あと鉱石も取りあえず集めないと鉄の」

「はいはいはいはい!」

やることは山積みだなぁ…時間もないし…

「これさ、行ける気が…一つはもう作れる気がするんだよね」

「ん?どこにあった?」

「あの屋根のさ、貯水池の…」

「屋上あるね」

「屋上あるんすよ。」

ほうほう。なるほど。

「あれ行ったら帰ってこれます?」

「あ、俺帰ってこれるあの自分で牢屋の鍵閉めれる事がわかったから」

「あ〜!」

「お〜!」

『でもそれなら私呼んで閉めてもらえばよかったんじゃ…？』

「その手があったか…」

あ、なんかこれ言わないほうが良かった?でもまぁ技術は多いほうがいいと思うから…ね?


「じゃあ俺行ってくるわ」

「え!?まじ!?OK!」

そしてぺいんとさんは旅立った。さよならぺいんとさん…


…おふざけはここまでにしよう…。

「…!?待って…」

「え?何何?」

「いや、俺の左側でなんか…トコトコ音がするよ?」

え?もしかしてピンチ?ぺいんとさん今行っちゃったよ?書類に集中してたから人の出入りが分からないんだよなぁ…下さい下さいください、



「＿おぉ9番起きてたか」


「はい起きてました、もうすぐで寝付くとこだったんですけどね」

嫌な事は当たるもの。運悪く看守がやってきてしまったようだ。


「＿ラランラン♪ランドセルは♪テテテテ天…っ痛っ!?」

急に歌い出したと思えば急に看守に斬られた死神くん。何やってんだろ…。

「夢遊病中なんですけど!」

「夢遊病中?」


寝てるのに反論できるのか…(困惑)

「お前夢遊病中のやつがなんでw」
「ぐがぁぁぁぁ〜」

「夢遊病で報告しやがったぞあいつ…w」
「ぐがぁぁぁぁ〜」

嘘寝なんてバレるよ。てかバレやすいんだよ。

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