刑務所には、もう一人。2【日常組】

刑務所生活番外編 ページ29

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Noside

「ね、今日なんの日か知ってる?」

「え、今日煮干しの日でしょ?」

「え…?よくそんなの知ってるね…」

2月14日、普通ならバレンタインと答える所をAは予想と斜め上の答えを返した。

聞いたぺいんとさんは最早呆れを通り越して「そ〜なのかー…」と感心してる。

「「「2月14日はバレンタインでしょ…?!」

『あ、そんなのあったね〜』

Aは結構マイペースである。こんなの日常茶飯事だ。

「てことで!なんかくれないんですか!?チョコ食べたい!」

『…逆に考えてみなよ。私は超が付くほど料理できないよ…?そんな奴がチョコ作れるとでも…?』

「…やっぱ良いです。」

Aが超が付くほど料理できない事を思い出した三人は、チョコをねだることを諦めた。

『あ、でもチョコあるよ?』

「「「あるの!?」」」

無いという言い回しだったのだが、結局あったみたいです。やっぱりマイペースである。

「よく作れましたね…！」

『おい、私をなんだと思ってる。』

「…鬼畜看守。」

『最近は自重してる方なんだけどな〜…と、言うわけでチョコ。クッ○パッ○見たから多分大丈夫!』

「○ック○ッド前も使ってましたよね…ありがとうございます!」

『ちゃんと食べてね〜』

少し形が崩れてるようなクッキーも、娯楽の少ない三人には美味しく思えたようです。

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ども。作者です。
本当はこんな長くするつもり無かったのですが書いてたら長くなってました。あら不思議。←
適当にぱぱっと書いたものなのでやっぱり相変わらずの低クオリティーなのですが楽しめてもらえてたら幸いです。
あと3000hitありがとうございます。

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