刑務所には、もう一人。2【日常組】

刑務所生活74 ページ28

「＿ほら出来てる!できてる!待ってこれもう今作業台作ろう!」

「了解です!」

「やっぱ俺が行くわ、それでさあの〜あそこにあるひび割れた石レンガブロックをさ、ひび割れをひび割れして(?)」

「ひび割れる(?)」

「ひび割れて(?)」

(?)さん大忙しだね。検索候補に(って打っただけで(?)出てくるよ。(メタ)


「ほい作った!」

「じゃあ渡して俺に」

やっと石ピッケルを作れたねー。次は鉄だよー。時間がもうそんな無いしさ…

「あいつ何してんだ?何しようとしてんのあいつ」

看守に対するぐちをここぞと言うばかりに言いまくるぺいんとさん。まぁミュートだもんね。

「あ?なんだあいつとは?」

「あっ…」

…どうやらミュートじゃなかったようです。ということはバッチリ聞こえてますね。これは終わったね。

「いやなんでもないですよ?死神が何してんだあいつっていう…」

うわこいつ罪なすりつけた汚ねぇぇぇぇえ!死神くんぺいんとさんに罪擦り付けられることよくあるね。日頃の恨みか。

「おー、あぁ弓道いいねぇ」

俺は関係ないとばかりに弓矢を打ちまくるクロノアさん。

「その弾をまさか?」

「まさか?」

やめろぉ!クロノアさんの心をどんどん黒く染めるなぁ!クロノアさんはシロノアさんなのぉぉぉ!(?)

「冗談ですよ冗談!」

「カウンタースナイプする気まんまんなんですけど看守」

「危ねぇ!」

看守ぅぅぅぅ!クロノアさんを打つ気かァァァァ!?こんのドSクソ野郎!(口悪)

てか仮にも上司なのにすげえ言葉使いしてるね私。

「看守見回りしなくていいんですか?」

「見回ってるだろ今」

「ずっとそこで突っ立ってるだけじゃないですか。









＿うそですぅ〜☆」

『くそムカつくわ…てことで今からストレス発散させてもらってもいいですか?』

「それこそ理不尽なんですが!?」

理不尽は私の座右の銘。ただ自分が理不尽されるのは嫌いです。(都合のいいやつ)

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