刑務所生活69 ページ23
「じゃあ鶏肉を渡してもらえるか」
「はい…」
そう返事したもの、もはや生きる屍のように哀愁漂う雰囲気をまとっていた。鶏によほど思い入れを…
だってもう田中…って小さく呟いてたもんな。そりゃそうか。
「じゃあ刑務作業を終了とする!よし出て来い。」
「こんな酷いことがあって良いのか…」
…だめだこりゃ手遅れだ。誰か早くあいつなんとかしろください←
「いいか?こうやってお前たちは生かされてるんだぞ?いいな?」
『まぁ…その気持ちは分からなくもないですがこーでもしないと貴方達飢え死にしますよ?』
でも結局私達看守も囚人が作った食料食べて生きてるからまぁ…作らないという道はない。死ぬまでの間ゆっくり社畜になっていってね★←
「じゃ僕らのことを処刑するのも食物連鎖なんですか?」
「お前達は罪を犯したからだ。」
「はい…」
見事に論破されてやんのーざまぁw(小学レベルの煽り)
その後クロノアさんも収納し
「よし入れ。」
そして死神くんを迎えに行くときに事件(?)は起こった。
「どうだーきれいになったかー?」
「お前も一人なのか」
そして看守はそんな死神くんを剣で切りつけた。
「ちょちょ、そんな切りつけなくても!」
「看守の言うことを無視するな」
「綺麗になりましたはい」
嫌々じゃないですかヤダー。てかお前も一人なのかってのが…何あったの?
「今日は久々の風呂の時間だ。」
「やったー!」
「9番がピカピカにした入ってもらうから」
「いぇーい」
みんな喜んでんなぁ…凄い生きてるなぁ…(?)
「もうピカピカにし過ぎて魚が今泳いでますから」
「えっ」
「それは…一周回って汚いのでは?」
『やめろぉ!』
それ以上言うなァァァ!
「じゃあえー風呂たっぷり浸かるように、まぁ3分ぐらいとるから。でその間にお前の田中を調理してくるから」
『ちきーん〜』
「はい…」
『ごめんな田中。』
黙りこくるぺいんとさんは今にでも泣きそうな表情だった。
…仕方ない。これが食物連鎖だ。あれ?食物繊維だっけ?←
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れーふぁ(プロフ) - 黒崎空さん» コメントありがとうございます!館編は私も作りたかったんですが、三人が夢主と出会ったのが脱獄編なのでここから館編に行くのは私の力不足で無理そうだったので今回は多分書かないと思います…カキタカッタンデスケドネ(ボソッ)これからも頑張って書き続けます! (2019年2月17日 16時) (レス) id: e38f4452ec (このIDを非表示/違反報告)
黒崎空 - 館編(?)始まりましたね!毎日楽しく見させて頂いてます!頑張ってください応援してます! (2019年2月17日 15時) (レス) id: f482fe4262 (このIDを非表示/違反報告)
れーふぁ(プロフ) - 黒崎空さん» あれ、本当だ…ご指摘有難うございます!最近疲れてるのでちょっと大目に見てやって下さい!いつもありがとうございます! (2019年2月11日 20時) (レス) id: e38f4452ec (このIDを非表示/違反報告)
黒崎空 - 71話目の石が医師になってますよ。私の勘違いだったり、迷惑だったらすみません。いつも楽しく見させて頂いてます。 (2019年2月11日 18時) (レス) id: f482fe4262 (このIDを非表示/違反報告)
れーふぁ(プロフ) - あ、本当だ…ご指摘ありがとうございます!多分もう直したので大丈夫だと思います…! (2019年1月26日 18時) (レス) id: e38f4452ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れーふぁ | 作成日時:2019年1月19日 18時