虎の娘 (ページ10)

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サプライズページ10

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今日は私たちのリアコ枠こと閑也の誕生日。

最近はそれぞれバラエティやドラマで揃わないことも多かったけど、たまたま今日は全員グループでの仕事以外オフ。

昨年はソロコン真っ只中で何も出来なかったから今まで以上にみんなも気合が入っている。

松田「もう閑也が帰ってきたらするの？」

川島「楽屋でしてもいいけどうるさくない？」

宮近「絶対時間かかるしみんなが良かったら俺の家でしてもいいけど」

マネージャーさんにも調整してもらって、閑也が雑誌のソロ撮影をしている間にみんなで準備をしている。

A 「今日みんなテンション高いけど大丈夫？」

宮近「窓とか割らなかったらなんでもいいよ」

そんな話をしていると、ちょうど閑也が帰ってきた。

吉澤「ねえ聞いて！今日のスタッフさんわざわざ花準備してお祝いして下さったんだけど凄くない？」

松倉「えーすごい綺麗！これちょっとオレンジっぽいから実質俺のお祝いだね」

吉澤「いやなんのだよ」

スタッフさんからも祝ってもらえてテンションの高い閑也。ずっと鼻歌を歌って帰る準備をしている。

宮近「あ、そうだ！昨日めっちゃ面白いゲーム見つけたんだけどみんな来ない？」

松田「え、行く！！」

何で宮近の家に行くのかしっかり聞いていたはずの元太が一番目を輝かせて乗ってきた。

あれ、もしかして趣旨忘れてます？

宮近「元太はさっき聞いたからいいよ(笑)閑也来れる？」

閑也が撮影している間にみんなに確認したことにして、始めから閑也だけに聞く宮近。

吉澤「みんな行くの？じゃあ行く」

宮近「おっけー、じゃあどうしよ如恵留の車と4:4でも良い？」

川島「全然いいよ」

もう既に夜遅くになっていてこんなところで時間を使うと誕生日が終わってしまうから、適当に年齢順で4:4に分かれた。

宮近「俺の車うるさそ…」

松倉「なんか今日元太テンション高いもんね(笑)」

中村「そこ3人は混ぜるな危険だよ」

少し話し始めるとすぐ止まらなくなってしまうから宮近と如恵留は先に駐車場の方に行ってしまった。

A 「え、待ってもうふたりとも行ってるじゃん」

まだまだみんな話し足りない雰囲気はあるけど急いで荷物をまとめてふたりの車に向かった。