虎の娘 (ページ6)

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部屋割りページ6

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レッスン終わり、マネージャーさんから急に集められて「先輩のツアーに一緒に着いていくことが決まったから部屋割りを決めておいて欲しい」と相談があった。

それぞれ帰ってからグループで話すことも出来るけど、私たちの後に楽屋を使う人がいないことを知っているからみんな当たり前のように残って話し始めた。

川島「Aちゃんは二人部屋じゃない方が良いよね」

A 「え、なんで？」

別に私誰とふたりきりになっても気まずくならない自信あるけど…

中村「いやメンバーに手出す奴とか居る？」

川島「居ないと思うけど一応ね」

宮近「これ如恵留が一番危ないよ」

松田「思ったそれ」

するとまたわいわいと騒がしくなる。

これ帰る頃には日付変わってるかもな…と呆れていると同じような顔をしたまちゅと目が合って笑い合った。

松倉「Aは誰と一緒がいい？」

未だに騒いでいる4人を横目にまちゅがコソッと聞いてくる。

A 「あの4人以外で」

松倉「じゃあ一緒にする？」

A 「え、全然いいよ！する？？」

松倉「なんか怒られそうだけど良いかな(笑)」

そしてまちゅが騒いでいる4人のところに言いに行くと急に楽屋が静かになった。

松田「え、抜け駆けじゃんズル」

七五三掛「みんながうるさいからじゃん(笑)」

宮近「じゃあそこ二人決定であと一人じゃんけんで決めよ」

じゃんけんをするとなるとさっきまでは見ていた閑也としめちゃんも入って軽い戦争状態になっていた。

松倉「なんか俺普通に決めちゃったの申し訳ないな」

A 「いや良いよ、正直まちゅか閑也あたりが一番疲れなくて良い」

じゃんけんの結果うみが勝ち上がってきて他は宮近と元太、如恵留としめちゃんと閑也の3部屋になった。

A 「…うみかよ」

中村「悪い？」

A 「先言っとくけど朝起こしても怒らないでね」

中村「それは無理だよ眠いもん」

A 「キレてきたら置いていくからね」

中村「無理だって」

と言いつつ実はこの時からしっかり寝起きドッキリをすることが聞かされていて100%キレられることは分かっていた。