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お風呂上がりで単純に喉が渇いていたのもあってあっという間に一本飲み終わってしまった。
まだみんな話してるのかな、と戻るタイミングに迷っていると宮近が来た。
宮近 「なんかごめんね、いつから居たの?」
A 「元太が私はそういうの嫌いみたいな話してたぐらい」
私がそう言うと宮近は小さく「じゃあまだ大丈夫か」とよく分からないことを呟いていた。
宮近 「何についての話かは聞いてない?」
A 「うん、聞いてない。何?私の悪口?」
宮近 「いや全然!みんなAのこと好きだから」
宮近がそう言いながら私の持っていた空き缶を捨ててくれて一緒に部屋に戻った。
戻るとそれぞれ散らばって来た時のように景色や設備にはしゃいでいた。
吉澤 「あれ、ちゃかと一緒なの?」
宮近 「ジュース買いに行こうと思ったらちょうどA帰ってきて一緒に飲んでた」
そうやって宮近と話すみんなの表情はいつもと何も変わらなかった。
中村 「女子ってマジで風呂長いね。干からびるよ」
A 「お風呂では干からびないでしょ(笑)」
楽屋だけでなくなぜか今も荷物を近くに置いているうみが整理をしている時に話しかけてきた。
A 「…さっき何の話してたの」
私と目が合った時の宮近の様子からして私が聞くべきじゃないのは何となく察していた。
でもやっぱり気になってしまって、一番正直に教えてくれそうなうみに聞くことにした。
いつもなら私に対して何の言葉選びもなくまっすぐ言ってくるうみが珍しく迷っていて先の言葉を聞くのが少し怖かった。
中村 「聞いてたんだ(笑)」
長い沈黙の後に言ってくれたのはたったその一言だけですぐにまたスマホを触り始めた。
A 「…私の悪口?」
中村 「それは違う」
即答でそう答えてくれて少し安心したけど、それ以上は何も言ってくれなかった。
七五三掛 「ねえAちゃんこの照明5段階あるんだって、見てて」
何となくうみと気まずくなって黙っているとベッドの横の照明で遊んでいたしめちゃんが声を掛けてくれた。
A 「そんな遊んでたら壊れるよ(笑)」
しめちゃんなりの優しさだったのか単純にふざけていたのか分からないけど嬉しかった。
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美紀(プロフ) - ジャニーズ大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年10月21日 20時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:y | 作成日時:2021年8月8日 7時