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目が覚めると同じ楽屋なのにいつもより静かな気がした。









宮近 「あ、起きた?今食欲ある?」









私が起きたことに気付いた宮近が目線を合わせて話しかけてきてくれる。









言われてみればもう午後8時。









レッスン終わりだからいつもならお腹ペコペコなのに、今日はゼリーひとつすら食べる気にもならない。









A 「…無い、かも」









宮近 「そっか、そうだよね。じゃあとりあえず俺水買ってくるね」









A 「…え、水ぐらい私自分で…」









そう言って起き上がろうとすると突然頭が痛くなって起き上がれなかった。









宮近 「いいよ、Aは寝てて」









宮近が楽屋を出てしまって、みんなのことを見ると明日の仕事の準備をしていた。









A 「そういえばみんな帰らないの?」









もうこの後は誰も仕事は無かったはず。









七五三掛 「さすがに楽屋にAちゃん一人にして帰れないでしょ」









A 「いや私今まで楽屋に一人だったことなんか何回も…」









中村 「いいから寝ろ」









うみにはっきり言われて少しだけショックを受けていると宮近が帰ってきた。









宮近 「Aゼリーは食べれる?」









A 「うん、ありがとう」









宮近が買ってきてくれたゼリーを食べている間もみんな静かでTravis Japanの楽屋じゃないみたいだった。









川島 「Aちゃんっていつも電車?」








A 「うん、たまにバスにしたりもするけど」









何を調べているのかスマホを見ながらそう聞く如恵留。









中村 「てかここまで自覚ないことある?」









宮近 「限界以上まで頑張るの癖になってるから仕方ないよ」









吉澤 「本当に倒れるまで気付かなそうで怖いんだけど」









ゼリーを食べ終わってぼんやりとしていると隣からそんな会話が聞こえてくる。









川島 「Aちゃん今日俺が家まで送っても良い?」








A 「え、なんで?」







宮近 「如恵留がそう言ってくれてるんだから素直に送ってもらいな」








そう言いながら私の荷物をまとめてくれている宮近。









A 「え、宮近ごめん」









宮近 「いいよいいよ、寝てて」








初めてお酒を飲んだ時ぐらいみんな過保護だな、と思いながら素直に寝転んでみんなの様子を見る。

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美紀(プロフ) - ジャニーズ大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年10月21日 20時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:y | 作成日時:2021年8月8日 7時

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