6 ページ6
家「おつかれー、回収出来た?」
五「ほらよ」
家「はっ、投げるなよ」
「じゃあそれ持ち帰るの任せてもいいかな?」
夏「どこか行かれるんですか?」
「うん、撮影の仕事がね。悪いけどよろしく」
そう言って誰かに電話をしながら去って行ってしまった先輩
それを止めるような余裕は残っていない"最強二人"
家「......なに?なんかあった?」
夏「ちょっと、ね。とりあえず帰ろうか」
高専に戻り、夜蛾先生に回収した呪物を提出
しかし妙にパッとしない五条と夏油に疑問を抱きながら、夜の自由時間に着いて行った家入
夏油の部屋でクッションに抱きつきながらコアラのマ◯チを貪る五条は珍しくサングラス無し
五「あ"あ"ーぜんっぜん内容入って来ねーんだけど」
夏「さすがにショック受けすぎじゃないか、悟」
家「だから何があったんだよ」
目の前のテレビでは
男1『プライベートでも会うの!』
『あ、でもこの間偶然会いましたよね!』
男2『あー(笑)歯医者ですよね?(笑)』
『そう!順番が来たら名前呼ばれるじゃないですか?そしたらたまたまーーー
怖いくらい普通に明るいA先輩
夏「あの呪物、それこそ準一級くらいありそうな気配がしてた呪霊が守ってたんだけど、私達がそこに辿り着いた時には既に祓われてた。それをA先輩は自分が祓ったって認めたんだ」
家「.......なにそれ、遠隔で祓ったって事?」
夏「術式操作をしてた様子は無かったんだけどね、直前までただ雑談をしてたし。
それで悟が疑ってかかっちゃってさ」
ーーー(回想)ーーー
「うん、だから言ったでしょ。ちゃんと戦えるよって。ちょっとは信じてくれた?」
五「.......ハッ、バカにしてる?残穢も何も無いのに自分が祓ったって?」
「うん。そういう術式だから」
五「んなわけあるかよ。たかが幻覚だろ?それでどうやって祓うんだよ」
夏「.......幻覚使い......?」
「そうだね。無理に信じてほしいとは言わないかな」
五「じゃあさ、俺も祓ってよ?」
「.......なるほど。悪くないアイデアだけどルールを決めよう。そうだね、お互い相手に少しでも怪我を負わせられれば勝ち。でも"蒼"は禁止。どうかな。あ、夏油君は観戦で」
ーーーーーーー
家「負けたんだ、それで」
五「チッ、あの術式がチートなんだよ」
家「五条がそれ言う?で?どこ怪我したの?」
夏「大怪我する直前に先輩が止めてくれた。完敗だね」
家「マジ?」
386人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のの(プロフ) - 題名、何か意味を含んでたら大変申し訳ないのですが日本語的に落とせない先輩が落ちるのか落とせない先輩を落とすまでのどっちかじゃないでしょうか… (10月14日 11時) (レス) id: e0871e0a38 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:∂ | 作成日時:2023年10月11日 0時