落とせない先輩を落ちるまで【呪術廻戦】 (ページ18)

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伏「珍しい術式ですね、幻覚なんて確かにありそうなのに聞いた事がありません」

「うん、私も出会った事ない」

真「絶対二級じゃねぇだろ。騙しやがって、バカ目隠しの罠か」

「いや、本当に二級だよ。それにしてもバカ目隠し.......いいね」

五「ちょっとー？せんぱーい？」

庶民的な回転寿司のお店

夕飯時で店内は大混雑
しかもここは東京のど真ん中
店内のみならず店外も人の海

流れるように錠剤を飲んだAを五条は見逃さない

狗「しゃけ、いくら」

「それは嘘だよ」

釘「えっ、今の分かったの......」

五「A先輩は思考も読める。だから棘だけじゃなくて、ドスケベな事考えたら全部バレるよ」

虎「っ！マジで......！？」

五「えぇー？悠仁ぃー、なーに想像しちゃったのかなー？先生怒んないから正直に

「呪言師の彼が聞いたのは、五条先生が私に勝てないのは本当かどうか。答えは嘘。領域を展開されたら私には為す術ないからね」

五「ケッ、嫌な言葉のあやだよねー？それってつまり領域を展開しないと勝てないって事でしょ？
まずその隙を見せてくれないくせに？
12年だよ？いつになったら落ちてくれるんだかっ！」

「五条君、生徒達の前だよ」

釘「......ねぇ、五条先生ってこんな感じだっけ？」

虎「えー？そんなもんじゃん？」

伏「好きな人の前だから調子乗ってんだろ」

釘「うっわ！あんなのに好かれてAさんかわいそ！
それより(某有名俳優)とイイ感じなんですよね！？いつゴールインするんですか！？」

「イイ感じでも何でもないよ、彼はただの仕事仲間。それに、五条君の想いは私は光栄だと思ってる。
皆はあまり実感無いかもしれないけど、あの五条悟だよ。"天上天下唯我独尊"、言うまでもなく最強ーーー

その言葉の裏で分かりやすくヘラヘラし出す五条に、
分かりやすくムカつき始める禪院釘崎の女子組

「ーーーの顔面とプロポーション」

伏「えっ」

「芸能界でもこんな逸材いないよ。おかげでどんな俳優もモデルもじゃがいもに見えて来る」

釘「いやいや意味分かんない臭そうな目隠ししてるしどう見ても怪しいおっさんでしょ！？絶対(某有名俳優)の方がイケメンですよ！？」

「なるほど、見せた事ないんだ」

五「貴重なご尊顔だからねぇー？そんなホイホイ見せるわけにいかないの！」

釘「......なんかスッゲェムカつく......！！」

「いや、いい事だよ。まだ特別危険な目に遭った事ないって事だろうし」