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のらりくらり

どう足掻いても躱されてしまう攻撃

タイミングをずらしても
打撃スピードを上げても
何をしても

まるで意味の無いように、しかも最小限の動きで躱される



それもそのはず

思考が読めるAにとっては、"避ける"事が絶対的な得意分野





「五条君より洗練されてるね、感覚より理論で戦うタイプかな」




"術式は禁止なはずですよ"と言いたい夏油だが、解けないものを解けとは言えない

現に夜蛾先生が何も言っていないなら、仕方ない範疇なのだろう

とは言え、





夏「確かに悟よりは大人びてるかもしれません」

「別に子供だから感覚主義ってわけじゃないよ、夏油君」

夏「......とにもかくにも、殴ったりでもしないと勝てませんよ。実際夜蛾先生も、先輩がどれだけ避けれるかを見たいわけじゃないでしょうし」

「......ぇぇー......」






っ、す、拗ねた......?

表情という表情はないが、ぎゅっと嫌そうに瞼を閉じた様子





夏「どうぞ、遠慮なく力を込めてください」

「.......怪我させちゃったらどうしよ」

夏「硝子が治してくれますよ」

「痛くしても怒らない......?」

夏「.......え"、は、はい。もちろん」

「はぁぁー.......分かったよ......」





......なんか、意外な一面だな
そういう表情もするのか

......いや、表情ではないか



なんて間に下を向いて、前髪との分かれ目を見せて来た先輩は確かに拳を握って

そのまま






夏「っ、」





私の胸に





五「ブハハハハハハ!!!マジ!!??それ本気!!??」

「........」

五「ガキんちょのパンチかよ!!クァーワイー」





起きたのか



それにしても悟の言う通り、まるで戦隊モノにハマった子供が繰り出すようなパンチだ

フォームから拳の握り方まで、"苦手"なんてレベルじゃなく、普段体術をしない硝子より酷い有り様


それに加えて......






夏「......先輩、どうして呪力を込めなかったんですか?硝子の反転術式の腕は確かです。変に気を使う必要はありませんよ」

「.......だって、分かんないから......」

夏「え?」

「呪力の込め方、知らないの」

夏「そ、そうだったんですか......!?」

夜「ふむ.......今度こそ"なるほど"。A、特訓だ」

「はい......」

五「ハハハハハ!!!硝子見た!?」

家「自分の顔先に見たほうが良いかも」

五「あ"?」

家「逃げろー」

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設定タグ:五条悟 , 夏油傑 , 呪術廻戦   
作品ジャンル:アニメ
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のの(プロフ) - 題名、何か意味を含んでたら大変申し訳ないのですが日本語的に落とせない先輩が落ちるのか落とせない先輩を落とすまでのどっちかじゃないでしょうか… (10月14日 11時) (レス) id: e0871e0a38 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年10月11日 0時

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