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翌日
呪術演習の授業
一人しかない3年生は、特に支障も無いだろうという理由で夜蛾が担任を兼任し、
呪術関連の授業は2年と一緒に受ける事になっている
家「へぇ、天与呪縛ね。そもそもなんで女優なんかやってんだろ」
夏「スカウトされたらしいよ。当時通ってた小学校の学校だよりに載ってた写真がたまたま芸能事務所の人間の目に入ってそれで。Wiki情報だけど」
家「ハハっ、普通にファンじゃん」
夏「まぁね」
家「確かにね、女の私でもあの顔面はずるいって思うよ。真顔でも可愛いってなに?」
夜蛾により先行を決められた、家入と同じ型の制服を身に纏ったAと五条の様子を見守るのは後行の夏油と家入
家「っていうか、これも全部聞かれてんだよね?」
夏「だろうね。正確な術式効果範囲は分かってないけど、悟曰く半径500m以上だってさ」
家「やば、そんなに聞こえたら頭こんがらがりそう」
夜「とりあえずお手並み拝見と行きたいんだが、A、大丈夫そうか?」
「はい、問題ありません」
五「ちょっ待てよ、俺実験台なの?お手並み拝見なら先生がやればいいでしょ?」
夜「その言い方なら、ある程度はAの術式について知ってるようだな。あれは外から見るのと中から見るのでは全く世界が違う。担任である以上出来る限りの事は知っておきたい。
本人の希望により二級の認定を受けているが、術式自体は一級のお墨付きだ。開示が出来ない以上、実際にさまざまな角度から確認するしかない。
とにかくだ、お互い戦闘不能を目指して本気でやってみてくれ。
ここには私含め傑も硝子もいる。
最悪の事態は心配しなくても良いだろう」
五「本気って、それマジで言ってる?」
夜「ああ、Aにも了承は得ている」
五「へぇー?じゃあせんぱーい、お手柔らかに頼みますよ」
そう言って片手で外したサングラスを指先で少し弄んでから、
五「傑ー、ちょっと持っといてー」
と夏油へポイ捨て
家「ナイスキャッチー」
......呪詞や掌印が省略されていたとしても、幻覚介入時に少しくらい呪力動くだろ?
今度こそ絶対に見逃さない
来ると分かっていれば、そんなの簡単にこの眼で
という五条の考えは、
一切の遅延無くAに聞かれている事を忘れてはいけない
「五条君、前に聞いてくれたよね。なんで3年に転入したのか、1年からの方がいいって」
五「おしゃべりしてたら負けちゃうよ?術式順転、あ
「領域展開」
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のの(プロフ) - 題名、何か意味を含んでたら大変申し訳ないのですが日本語的に落とせない先輩が落ちるのか落とせない先輩を落とすまでのどっちかじゃないでしょうか… (10月14日 11時) (レス) id: e0871e0a38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:∂ | 作成日時:2023年10月11日 0時