殺せない猿、五条家の弱点2【呪術廻戦】

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五「おっまたー！」

伊「っ！五条さん！何度も連絡し

五「みんな！今日は予定変更！実地任務だよ！」

学「え？」

学「い、いきなりですか？」

五「場所は目黒のはずれ、呪霊自体は二級相当だから今の君達にはいい腕試しになるはず！残念ながら僕はついて行ってあげられないんだけど、伊地知がしっかりサポートしてくれるから心配ないよ！」

伊「っ！？」

五「悪いけど伊地知頼んだよ。Aがインフルになっちゃってねー、硝子は移ったらヤダって看病してくれないんだよー」

伊「ええ！？でも！

五「だーいじょーぶ、なんかあったら呼んで。
じゃあみんな頑張ってねー！期待してるよ！」





本来であれば五条さんが行くはずだった任務ですよそれ！！






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「お兄ちゃん風邪ひいたことないってほんと？バカは風邪ひかないってやつじゃなくて？」

五「Aーあとでお仕置きねー？」






仕事、休ませちゃった

硝子ちゃんのおかげでもうかなり楽にはなってるけど、まだ跳び上がれるほど元気じゃない





五「逆にあんの？高専来てからは無かったよね？」

「家にいた頃はしょっちゅう。お仕えの人達には体弱いねーって言われてたくらいだもん」

五「......あそこは空気が悪過ぎんだよ」






布団でぬくぬくし続けてる今
お兄ちゃんは大量にして来た買い物を冷蔵庫の中にしまってる最中

見られないように手元に表示されてる携帯の画面には、


傑"電話出来そうな時連絡が欲しい。"


ってメッセージ






五「Aはさ、たまたま禪院のクズ野郎が来たおかげでこうなったけど、もしまだあの家にいたら何になりたかった？」

「あんまり考えた事なかったかなー、ずっと"立派に嫁入りするんだよ"って言われてたからさ」

五「ああ"嫁入り！？婿入りの間違いでしょ？五条家だよ？」

「えー？でも"お嬢様はお嫁さんに行く"って。私ももう子供じゃないから分かるけどさ、普通にめんどくさかったんじゃない？人一人隠すのってそう簡単じゃないし」

五「ったく、やる気無い年寄りはさっさと引退しろよ」





ずっしり体重が増えたベッドは少し沈んで、そこにばら撒かれたのはとても病人に食べさせるとは思えないお菓子の数々

でも意外とお兄ちゃんもそこまでヤバくなくて





五「アーンしてあげてもいいけどっ！」

「いやいらないって」

五「照れんなよ」






その手には湯気がすごいお雑炊

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