殺せない猿、五条家の弱点2【呪術廻戦】

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五「はぁ.......」





あー.....寝坊したー......

久しぶりにこんなに寝た気がする
さすがにちょっと疲れたかな





五「Aー、朝だよー」





そう声をかけながら出る布団

マグカップを取ってそれをコーヒーマシーンの下に
出て来た液体には角砂糖を適当に5個くらい

なーにたべよっかなー？


ちょうどいい所に適当なあんぱん






五「Aー」





既に遅刻確定の朝
生徒達は勝手に"自習"してくれてるでしょ、と優雅に食す朝食


そのお供として頭の中では思い出されるのは青い3年と、その親友の今......


......何がしてーんだよ

どうして......

なんで......






五「そろそろ起きないとチューしちゃうよー？」

「......んんんー.......」





洗面所に入りながら声だけ投げ込んだセリフに、いつもなら"セクハラだ"とか歌姫あたりから教わったであろう言葉を返して来るのに


やけに元気が無い？


とりあえず歯磨きに洗顔、テキトーに髪に櫛を通して






五「どうしたー？」





ベッド脇に目線の高さを合わせるようにしゃがみ込む





五「起きれないなんて珍しいね？眠いの？」

「うぅーん......たぶん.......」





目を閉じたまま唇だけ最小限の動きで答えたA

梳かしたばかり髪をかき上げて目元に巻こうとしていた包帯を、やっぱりやめて一度その布団の上に置く


......汗をかいてるな





五「A、ちょっと触るよ」

「うん......」

五「.......ーーーーあ、硝子ー？Aがさ、なーんか体調崩しちゃったみたいだから診てくんない？多分風邪だと思うけど」

家『それくらいなら自分でなんとか出来るだろ？そもそも反転術式で風邪は治せないよ』

五「そーんな事言われても僕風邪とか引いた事ないもん。何すればいいの？ポカリ？」

家『はぁー.....すぐ行く』

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