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遡る事2時間前



五条A一行が新幹線に乗り込んで少し経った時の事





「ねぇねぇー、おじさん面白い話してー?」

男「っ、面白い話って......」

「しないならスマホ返してー?」

男「......それは出来ません。お菓子も飲み物も買ってあげたでしょう?それで我慢して下さい」

「んもぉーー」





変に怒らせたくもないけど、暇過ぎるのも窮屈

趣味に合わないお菓子をとりあえずボリボリ食べながら過ぎ去っていく窓の外の夜を眺めて10分





「ねえトイレ」

男「......どうする?」

男「次の停車駅までしばらくあるし、逃げ場は無いだろ?」





というわけで席を立ち上がり、通路を時間を潰すようにゆっくりと進んで

トイレの個室の中ではとにかく自分の毛穴を見つめてみたり

お兄ちゃんと同じ化粧品使ってるんだけどなー
なんか適当な水っぽいやつだけど
なんだっけ
一緒に出かけた時に、デパートでセールス持ちかけられて買っちゃったやつだったかな


とか考えながらそろそろ戻ろうと、

再び座席の通路をゆっくり歩き始めた時



本当に偶然、






「........っ!あれ!?」





座席に座っているやつれたスーツ姿の





「ナナミン!」

七「.......え」





を発見





「いいところに!ちょっと助けて!」

七「.......はぁ......何をですか。状況説明からお願いします」

「誘拐されちゃったの!」

七「意味が分かりません」

「とにかく来て!」





忙しい仕事の合間で、少し休暇に行こうとしていた七海
家にも帰らずそのまま来た故にスーツのまま



そこからは速かった



既に呪術師として任務は受けていないもの、認定も実力も一級呪術師で且つ大人オブ大人の七海





男「な、七海建人!?」

七「相も変わらず呪術師というのはクソですね。彼女はこちらで預かりますから、携帯電話を返してあげて下さい」

男「こちらもそういうわけには!

七「では通報します、呪術総監部は話が通じないでしょうが日本警察ならそうは行きません。彼女は未成年、意思に反して連れ去られている事はすぐにバレます。
まさか呪術うんぬんが上手く通じない警察に、"死刑対象が操る呪霊に取り憑かれているから拉致するように言われた"なんて言えないでしょう」

男「..........」

七「ご協力ありがとうございます。ではお疲れ様」











「ナナミンどこ行くの?私次で降りたほうがいいかな?」

七「いえ、京都まで行きましょう。どうせ五条さんもそっちでしょうから」

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 夏油傑   
作品ジャンル:アニメ
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MOB - 話の内容が分かりやすく、面白いです!大好きなのでゆっくりで大丈夫ですので続き楽しみに待ってます!! (11月30日 11時) (レス) @page21 id: 60d8bdf640 (このIDを非表示/違反報告)
深月(プロフ) - ナナミン最強すぎて好きです (10月10日 23時) (レス) @page21 id: 8a27ad3e04 (このIDを非表示/違反報告)
紫響(プロフ) - とてつもなくいいですね!!この作品めちゃくちゃ大好きです!!更新頑張ってください! (10月2日 22時) (レス) @page12 id: b7abaf5ff0 (このIDを非表示/違反報告)
彩華姫 - 呪術私好きなので! (9月27日 10時) (レス) id: 286d8438eb (このIDを非表示/違反報告)
彩華姫 - こんにちわ!作品よかったです! 良ければ私の作新も見てみてください! (9月27日 10時) (レス) id: 286d8438eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年9月22日 23時

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