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五「あれ？なんでメイクなんかしちゃってんの？」
「なに？だめ？」
五「ダメでしょ！ブスと歩きたくないもん」
「っ！私だって臭そうな包帯巻いてる人と歩きたくないもん！いつも"変な人いるー"って見られるんだから！」
五「はぁー分かってないねぇ？お兄ちゃんくらいになるとこういうダサさも敢えて取り入れないと、すれ違う女の子みんなに声かけられちゃってたーいへん！僕もさ、出来れば全員を幸せにしてあげたいけどそこまで
七「帰っていいですか」
春はすぐそこだけどまだ肌寒い季節
待ち合わせ場所に指定された駅の改札前で待っていた七海の元に、先に出て来た五条悟と、トイレに行っていたらしい五条A
もう呪術師じゃないというのにこの人は......
七「そもそも私は必要ありませんよね。五条家の人間じゃありませんし」
五「いやー僕さ、どーでもいい事は覚えられないんだよね！でもそのせいでAが怒られるのは可哀想だから頼むよ七海っ！お前しっかりしてるじゃん？」
Aさんが春から通うらしい廉直女学院
記憶が確かならばあの学校は......あの時の少女が通っていた学校
今日はそこへ入学前面談らしい
まったく......なぜそんなイベントに私が呼ばれなければならないのか
七「......はぁ.......行くならさっさと行きましょう。私も暇ではありません」
・
・
女「わぁ！お久しぶりで！......す......ってえっ、み、見えてるんですかそれ......？」
五「もちろん！あなたの毛穴の奥の黒い汚れまでバーッチリ見え、ッタ""！！」
思い切り足を踏ん付けたAさんもそうだが、五条さんの方も自分から踏まれに行ってると言っても過言ではない
私ですら避けられる物を六眼持ちの彼が気付けない訳がない
加えて出しっぱなしにしているらしい術式をわざわざ解いたという事
一体優しいのか、ふざけているのか
「だから変えてってば.....！」
五「はぁ、はいはい分かったよ」
「......ごめんなさい、兄の事は気にしないで下さい」
女「は、はぁ......」
そうして慣れた手際でするする解かれていく包帯
いつも常備しているのか出て来たのは昔とは違う四角いフレームのサングラス
「それでこっちは七海建人さん！大事な話は七海さんにお願いします！」
七「......七海です。ご覧の通り五条さんは頼りにならないので、生徒の事を思うなら私にどうぞ」
五「ああ"ん！？」
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MOB - 話の内容が分かりやすく、面白いです！大好きなのでゆっくりで大丈夫ですので続き楽しみに待ってます!! (11月30日 11時) (
レス) @page21 id: 60d8bdf640 (このIDを非表示/違反報告)
深月(プロフ) - ナナミン最強すぎて好きです (10月10日 23時) (レス) @page21 id: 8a27ad3e04 (このIDを非表示/違反報告)
紫響(プロフ) - とてつもなくいいですね！！この作品めちゃくちゃ大好きです！！更新頑張ってください！ (10月2日 22時) (レス) @page12 id: b7abaf5ff0 (このIDを非表示/違反報告)
彩華姫 - 呪術私好きなので！ (9月27日 10時) (レス) id: 286d8438eb (このIDを非表示/違反報告)
彩華姫 - こんにちわ！作品よかったです！ 良ければ私の作新も見てみてください！ (9月27日 10時) (レス) id: 286d8438eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∂ | 作成日時：2023年9月22日 23時
