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五「んなの男がいるからに決まってるでしょ?」
歌「.......は?」
五「そもそも高専は比率で言っても男子多めだし、そんなところにA送り込むわけには
歌「真面目に!聞いてるんだけど!!」
五「えー?僕は至って真面目だよ?半分くらいだけど」
歌「じゃあそのもう半分は何なのよ!」
五「別に、普通の青春を味わって欲しいだけ。いつ隣に座ってた奴がいなくなるか分からない青春なんて嫌なんだよ。ってこのくだり前も学長とやったし、ちょっと飲み物取って来るねー」
歌「えっ、......まったく......自分勝手なんだから......」
普通、何か取ってきて欲しいか聞くでしょ
......いつ隣に座ってた奴がいなくなるか分からない
......術師なら誰でも分かる苦痛
それをさせたくないからって高専に入れない決断をする五条も、思ったよりはちゃんと考えてるのね......
でもいつどこで狙われてるか分からない妹をわざと高専の結界外に出すなんて
並みの術師ならそんなこと出来ない
京都って本人達がいる東京と離れた場所だからか、結構良く聞くのよ
五条家の娘はどうなった、とか
五条悟もどうにかしろ、とか
歌「ちょっと、どんだけ食べんのよ?」
五「ビュッフェなんだから当然でしょ?あ、歌姫の分は無いよ!」
歌「要らねーよ!」
山盛りのスイーツを持って来た五条の後ろで、"あっ....."って踵を返す若い女の子
彼女だとか思われてそうで嫌な気分
歌「あんたそろそろ結婚とか考えないの?家からも言われてるでしょ?」
五「興味無いね、Aもいるし。なに?もしかして誘ってる?」
歌「っ、ちが
五「いやー僕歌姫とは無理かなー?悪いけど他当たっ、こっわ!だからヒスはモテないって?」
届かないおしぼり
スイーツの山に落ちそうになったそれを、冷静にキャッチする五条
で、
戻って来ないAちゃん
歌「私ちょっと見て来る、迷子になってるかもしれないし」
五「......あいつはそういうタイプじゃないんだけど......歌姫、僕達と出掛けること誰かに話した?」
歌「まぁ、帰りの新幹線遅らせてるし」
五「......はぁ、じゃあ行くしかないね」
歌「行くって?」
五「京都だよ」
歌「は?」
五「本当京都ってウチの事嫌いだよねー、僕もAも何もしてないのに」
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MOB - 話の内容が分かりやすく、面白いです!大好きなのでゆっくりで大丈夫ですので続き楽しみに待ってます!! (11月30日 11時) (レス) @page21 id: 60d8bdf640 (このIDを非表示/違反報告)
深月(プロフ) - ナナミン最強すぎて好きです (10月10日 23時) (レス) @page21 id: 8a27ad3e04 (このIDを非表示/違反報告)
紫響(プロフ) - とてつもなくいいですね!!この作品めちゃくちゃ大好きです!!更新頑張ってください! (10月2日 22時) (レス) @page12 id: b7abaf5ff0 (このIDを非表示/違反報告)
彩華姫 - 呪術私好きなので! (9月27日 10時) (レス) id: 286d8438eb (このIDを非表示/違反報告)
彩華姫 - こんにちわ!作品よかったです! 良ければ私の作新も見てみてください! (9月27日 10時) (レス) id: 286d8438eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:∂ | 作成日時:2023年9月22日 23時