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歌「......それで?聞きたい事って?」
五「ん?あーそうそう!生徒にさ、どうやって教えてる?」
夕飯
まさかのビュッフェ
いや、まぁ別にいいんだけど......
向かいの兄妹の皿の中見は似たり寄ったり
なのに、特に気にする様子も無く兄の皿に箸を突っ込んでそのまま口へ運ぶ妹
自分では取ってなかったか、
もしくは取って来た以上に食べたくなってしまったか
歌「......どうって?」
五「なんかさー、とりあえず呪力込めれば強くなるって思ってるみたいだから、そんな事ないよーって教えてもイマイチピンと来てないみたいなんだよねー。わざわざ無下限解いて稽古してやってんのにさ」
歌「あんたは規格外なのよ、術式無しでも一級くらい祓えるでしょ」
五「えーなんか照れるね?」
歌「褒めてねーよ!!」
「お兄ちゃん昨日夜蛾先生に怒られてたよ、二級呪霊の任務に生徒達を単独で行かせたって」
歌「なっ!はあ!?二級を何だと思ってんの!?」
五「うーん、ザコでしょ?Aより弱いし」
「いや私と比べるのもダメだって」
歌「え?Aちゃんよりって......あぁ......」
そうだったわね......
夏油の呪霊.......
正式にその等級が測られたわけじゃないけど、一級相当とされてる
こっちの学長もその死刑に賛成していて、実際に暗殺しようとしたとか
詳しくは知らないけど、側にはこのバカという名の現代最強呪術師がついてるし
五「ん、そんなのあった?」
「あったよ?右奥の方、一緒に行ったじゃん、ってあ!!」
五「うまいじゃん!」
「ねえ!!」
風の噂によると五条が自ら学長に殴り込みをして来た事があったとか
こいつもいくらバカでも御三家当主だからね......
その権力は絶大な物
ほんっとムカつくんだから
歌「あんたはそもそも教え方が下手なのよ。昔自分だって反転が出来ないって苦労してたでしょ?硝子が何言ってるかさっぱり分かんないって。あんたの教え方はその時の硝子と同じレベルなの」
五「え"ー!?さすがにひゅーひょいよりマシでしょ!?」
「お兄ちゃん本当にそんな感じだよ?」
五「あ"あ?」
「あ、私トイレ行ってくるー」
五「場所分かりそ?」
「分かんなかったら聞くから大丈夫だって、もう子供じゃないっていつも言ってるじゃん」
五「はいはい、変態野郎に誘拐されんなよー」
「心配し過ぎー」
でまさか本当にいなくなるなんて
歌「.......それで?なんで妹高専入れなかったのよ」
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MOB - 話の内容が分かりやすく、面白いです!大好きなのでゆっくりで大丈夫ですので続き楽しみに待ってます!! (11月30日 11時) (レス) @page21 id: 60d8bdf640 (このIDを非表示/違反報告)
深月(プロフ) - ナナミン最強すぎて好きです (10月10日 23時) (レス) @page21 id: 8a27ad3e04 (このIDを非表示/違反報告)
紫響(プロフ) - とてつもなくいいですね!!この作品めちゃくちゃ大好きです!!更新頑張ってください! (10月2日 22時) (レス) @page12 id: b7abaf5ff0 (このIDを非表示/違反報告)
彩華姫 - 呪術私好きなので! (9月27日 10時) (レス) id: 286d8438eb (このIDを非表示/違反報告)
彩華姫 - こんにちわ!作品よかったです! 良ければ私の作新も見てみてください! (9月27日 10時) (レス) id: 286d8438eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:∂ | 作成日時:2023年9月22日 23時