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廉直女学院
伊「ここがAさんが春から通う学校です」
「......女の子ばっかり......?」
伊「まあ、女学校ですから」
多くの女子学生が身にまとうのは白と紺のベーシックなセーラー服
今日はここに視察に来た二人
女「五条Aさんですね!お待ちしておりました!お兄さんからお話は聞いていますよ!ようこそ廉直へ!」
「......お兄ちゃん?」
伊「あ、はい。五条さんの紹介での入学ですので」
「......どういう繋がりで?」
伊「そ、そこまでは......」
そう
実はこの女教師、
女「その......お兄さんは今日は......?」
「??仕事ですけど......?」
女「そうですよね......お忙しいですよね......あ、でも特別入学ですし、入学一月前の理事長面談には"保護者ご本人様"が来てもらえるよう伝えておいて下さいね!」
「........」
伊「.....かしこまりました!必ず伝えておきます!」
数年前、高専2年だった五条悟に連絡先を渡していたあの女教師
・
・
五『どうだったー?がっこー』
「うーん、せっかくなら男子もいる学校が良かったな」
五『あぁぁーダメダメ、うん、ダメだねダメ』
「ねぇー真面目に言ってるんだけど?」
五『だから真面目にダメだって言ってんだよ。あ、福岡のお土産いちごのクッキーでど?』
学院から高専へ戻る後部座席では兄妹が通話中
斜め前の運転席には伊地知
こうして五条家に絡まれるといつも緊張する.....
お兄さんの方はちょっとデリカシーに欠けていると言うか.......なかなか扱いづらい方ですし、
妹さんもとても良い子ではあるが、あの夏油傑と会っていると聞くので......
はぁ......
春から毎日送迎だなんて、命がいくつもあっても足りない.......
「あそういえば、今日案内してくれたの女の先生だったんだけどお兄ちゃん知り合いなの?元カノ?」
五『あ"あ?ダレソレ?』
「えー誰って言われても......お兄ちゃんから話聞いてるって言ってたよ?」
五『......ぁぁああ昔任務でその学校行った時に会ったことあるだけだよ。なに?元カノかどうかなんか聞いちゃって、妬いた?』
「......お兄ちゃんさ、そんなんだから傑君よりモテないんだと思うよ」
ああぁぁぁそんな事言ったら五条さんキレちゃ.......
「別に私はいいけど」
五『じゃあいいんだよ、それで。あとさ、今日夜蛾先生んとこで鍋するらしいから硝子と伊地知も誘っといてー』
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MOB - 話の内容が分かりやすく、面白いです!大好きなのでゆっくりで大丈夫ですので続き楽しみに待ってます!! (11月30日 11時) (レス) @page21 id: 60d8bdf640 (このIDを非表示/違反報告)
深月(プロフ) - ナナミン最強すぎて好きです (10月10日 23時) (レス) @page21 id: 8a27ad3e04 (このIDを非表示/違反報告)
紫響(プロフ) - とてつもなくいいですね!!この作品めちゃくちゃ大好きです!!更新頑張ってください! (10月2日 22時) (レス) @page12 id: b7abaf5ff0 (このIDを非表示/違反報告)
彩華姫 - 呪術私好きなので! (9月27日 10時) (レス) id: 286d8438eb (このIDを非表示/違反報告)
彩華姫 - こんにちわ!作品よかったです! 良ければ私の作新も見てみてください! (9月27日 10時) (レス) id: 286d8438eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:∂ | 作成日時:2023年9月22日 23時