余命宣告はハッキング出来ますか 2【降谷零/安室透】

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風「あ、降谷さん！一体何が

降「話は後だ！」





カプセルの件である程度片が付いたから少し仮眠を取ろうとしていた時

突然上司からの連絡で、那須に一番近い総合病院を今すぐに手配して欲しいとの事だった





医「まずはこちらでお待ち下さい。少し検査をしますので」





駐車場で待っていると知らない車から降りて来た上司は何故か半身スキーウェア姿
一方意識が無いような様子で運ばれて行った派手髪の少女は全身スキーウェア

那須という場所然り、まさか二人でスキーに行っていたのか？

そこで何か事故があり少女が意識不明に？






風「.......降谷さん？」

降「.........」

風「.........」





.......まだ話が出来る時じゃないらしい

なら皆とは別の話をしよう

降谷さんからの命令は病院の手配だけじゃなく、実は1通のメールの解析も要件に入っていた

そのメールとは降谷さんからの連絡が来た直前に送受信
内容は




"やっほ！Aだよ！
このメールが届いてるって事は今頃私熊さん達とパーティーしてるはず！だから心配しないでね！
で、NOCリストのデータなんだけど、実はありません！
保存だけしたんだけどすぐ消しちゃったの。
絶対どこにも流出してない、綺麗さっぱり消したって私が命をかけて約束する👍
急にいなくなってごめんね🙏寂しいからって泣くなよ！
ハロ君の事もっといっぱい構ってあげなね🐶
お料理全部美味しかった！未来の彼女さん幸せ者だね🥺
短い間だったけどありがとね！大好き😘
またいつか会えたら今度こそ本物の回るお寿司連れてってね！
じゃおやすみ！"



送受信された時間とこの現状がどのように関係しているのか全く分からないが.......






降「........すまない、それで？」

風「え、あ、えっと、あのメールですが送り元はとあるURLでした。しかしあのハッカー少女の事ですし、メール内でもデータは無いなどとふざけた事を言っているので、URLもウイルスサイトかもしれないと思いまだ開けてはいません」

降「いい、送ってくれ、そのURL」

風「え？開くおつもりで

降「早く送ってくれ！」

風「わ、分かりました今すぐ





ガラッ





医「すみません、ご家族の方ですか？」

降「.......、何かありましたか？」

医「彼女に持病の類が無いのは確かですか？」

降「........僕の知る限りはありませんが........」

医「.......中へどうぞ」

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