余命宣告はハッキング出来ますか【降谷零/安室透】

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「でも良かった！水族館また今度にして！本物の事件に出会えたし、盗聴器探しも出来たし、初めて交通事故も体験出来たし！あ、それでさ！蘭ちゃんのお友達がバイクで犯人を

降「その前に重要な話だ。親は今何してる？」

「え？あーだから知らないって。昨日言ったじゃん」

降「とぼけるな。もう何ヶ月も海外に行ってるのを知らないとは言わせないぞ」

「本当に知らないってば。まぁ確かに、旅行でもして来なよってお金渡したけど。500万くらい」

風「500万！？そんな大金をどこで！？」

「だからお仕事。ハッキングとかデータ改造とかの依頼を受けて、それで報酬貰ったりしてたの。っていうかおじさん達調べるの諦めちゃったの？」






家に着いてからもまだ喋り止まらない小娘を遮って、やっと進捗する彼女への理解

ちなみに、この時はまだ彼女をハッカーだとは信じていなかった

まぁ信じてなかったというより疑っていたんだが、
これから遠くない未来
毛利小五郎のパソコンに忍び込んだ夜に、ようやくその疑いは反転する






降「日記は？毎日書いてると言っただろ、何を書いてる？」

「いや日記は日記じゃん。その日あった事とかー。あ、もしかしてこれが聞きたい？"ハッキングとは関係無いし、NOCリストもそこに無いし、見つけてもあんまり意味無いよー"って」

風「貴様！我々を馬鹿にする態度もいい加減に

降「風見」

風「......しかし降谷さん！」

降「無駄に脅しても意味が無い。データの在処を見つられけていない限りこちらは何の手出しも出来ない、とこいつも分かってる」

「こいつっ！？」

ハ「アン！」

降「あの時拳銃を咥えたのもそういう事だろ。撃つわけがないと踏んで」

風「.........」

「ははーん、私の事分かって来ちゃった？？」






ハロと遊びたいのか食事をしたいのか
やりたい事が定まらないような様子で小娘が頬張っているのは、昼間にコロンボでテイクアウトしたティラミス





「んん、ダメダメ」

ハ「ァゥ........」





と時折つまもうとする膝上のハロを制止しながら





降「.......はぁ.....質問を変えよう。お前の要求は"ここに住まわせて欲しい"だったはず。期限はいつまでだ？」

「んー、まぁ安心してよ。18歳になる前には出てくからさ。それまでにNOCリストのデータの事もちゃんと教える」





18歳と言えば、最近改定された成人年齢

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